今回は2016年にフランス・国立スポーツ体育研究所(INSEP)が発表した、炭水化物の摂取のタイミングによって持久力パフォーマンスがアップするのか調べたRCTを見てみます。



炭水化物の摂取のタイミングによって持久力パフォーマンスがアップするのか調べてみた…!

2016年のフランス・国立スポーツ体育研究所(INSEP)RCTによると、炭水化物の摂取のタイミングによって持久力パフォーマンスがアップするのか調べてみたそうです。
この研究は、トライアスロンの選手21名が参加したもので、全員2年以上競技に参加しており、最低週10時間のトレーニングを行っていたそうな。んで、この方々を以下の2グループにランダムに振り分けたみたい。

  1. 夜に炭水化物を取らないグループ(11名):1日の炭水化物摂取量は体重(kg)×6g+夜に炭水化物を取らない。
  2. コントロールグループ(10名):1日の炭水化物摂取量は体重(kg)×6g。夜の炭水化物の制限なし。

トレーニング方法は共通でして、期間は全部で6週間となっております(最初の3週間はベースラインのチェック、後の3週間は上記のグループで炭水化物の摂取タイミングを変えた)
さて、結果がどうだったかと言いますと、夜に炭水化物を取らないグループは、コントロールグループに比べて、

  • サイクリングパフォーマンスがよりアップ(+11%±15%vs+1.4%±9.3%)
  • 最大有酸素パワーの150%で疲労するまで持久力がよりアップ(+12.5%±19.0%vs+1.63%±12.4%)
  • 10kmランのパフォーマンスがよりアップ(-2.9%±2.15%vs-0.10%±2.03%)
  • 体脂肪もより減少(-8.5%±7.4%vs-2.6±7.4%)
  • 筋肉量の減少もなし(-0.16%±1.7%vs-0.22±1.0)

って感じだったそうです。すごいですねー。
因みにこの研究では午後に高強度の有酸素運動を行い、その後炭水化物を取らないようにしております。



個人的考察

これをみると仕事帰りにガッツリ有酸素運動をしている方はその後炭水化物を取らないのもアリなのかもしれませんね。まぁ、その代り、朝昼はちゃんと炭水化物を取らないといけませんが。



参考文献