【加筆内容】有名な心理学者が集まって健康習慣を身に着ける戦略を4つ考えたぞ!って話 戦略その3
3. 以前からの不健康な習慣を打ち消す…!
3つ目の戦略「以前からの不健康な習慣を打ち消す…!」を見ていきます。
例えば、健康行動として、新しい食事スタイルを取り入れたとしましょう。でも、今までの食習慣がそう簡単に消える訳ではなく、どうしても残り、それが厄介な敵として立ちはだかることがございます。
良くも悪くも習慣ってのは、人の目標や意識とは別の独立した記憶システムと関係しているため、新しい目標や習慣を始めても、イコールそれが古い習慣がすぐになくなる訳じゃないんですな。むしろ、脳は慣れ親しんだ状況や習慣を好むため、以前の望ましくない行動を思い出させ、戻れーと指令を出してくることも…。嫌ですな~。
そんな悪しき習慣の誘惑を減らし、新たな行動を身に着けるにはどうすればいいのでしょうか…?
そこで研究者たちは2つのアプローチ法を戦略として挙げておりました。
まず1つ目のアプローチは、
- 生活の変化が起きたそのタイミングで一緒に変えてしまう…!
というテクニックです。
例えば、転校や転勤、引っ越し、進級や進学、就職、出産、新年を迎えた、新年度になったなどのタイミングで心機一転して始める感じです。こういったタイミングは、古い習慣を引き起こすきっかけとなるものへの曝露が少なくなるって研究で出ているそうな。
また、もし上記のような大きな変化がない…!って方は、個々の悪習慣に対して、個別にif-thenプランニングを作成するのも有効なんだとか。if-thenプランニングを作って日々の生活や仕事を少しだけ意図的に変えてみることで、望ましくない習慣・古い習慣を断ち切りやすくなるとのこと。
2つ目のアプローチは、
- 同時に出来ない行動を取り入れ、不健康な習慣を続けることを難しくする…!
というテクニックです。
例えば2010年の研究によると、イギリスのパブを禁煙にしたことで、酒を呑みながらタバコを吸うって習慣の強い人は、タバコの吸いたい衝動を感じてもすぐにタバコに火をつけることができなくなりました。タバコを吸うにはいちいちパブを離れにゃいかんのでね。結果、酒とタバコというセットの習慣が崩壊、喫煙率の低下につながった可能性があるんだとか。
同様に、2008年の研究では、店先の見える位置にタバコを並べて販売する事を禁止したことで、タバコの購入がめんどくなり、結果、喫煙率の低下につながった可能性もあるらしい。
つまり、オートで反射的に反応しないようにしたのがポイントですね。
