今回は、2015年にコクランが発表した、パレオダイエットはメタボに効くのかのRCTの系統的レビューとメタ分析を見てみます。



パレオダイエットはメタボに効くのかRCTの系統的レビューとメタ分析を行ってみた…!

2015年のコクランの研究によると、パレオダイエットはメタボに効くのかRCTの系統的レビューとメタ分析を行ってみたそうです。
なんでも「Paleo」ってワードは2014年におけるGoogleで最も検索されたダイエット関連の単語だったらしい。一方で、2015年のU.S. News & World Reportにおけるダイエットランキングでは、エビデンスが少ないことから最下位だったんだとか。
じゃあ、質の高い研究をして調べてみようとなったみたいです。具体的には、メタボリックシンドロームの要素(ウエストの長さ、血圧、空腹時の血糖値、中性脂肪、HDLコレステロールなど)を1つ以上持つ人々に対する食事介入を行ったRCTをまとめてみることにしたみたい。
まず研究者たちは、2015年1月までに発表された該当するRCTをPubMed、コクラン、Embase、LILACS、Web of Science、Scopusで検索してみたそうな。すると429件の研究がヒットしたとのこと。次にこの中で重複している研究や質の低い研究を除いていったらしい。
最終的に選ばれたRCTは4件でして、総サンプル数は159名だったそうな。かな~り小規模な系統的レビューとメタ分析になっちゃいましたが、まぁ、仕方ないですね。またパレオダイエットの内容は概ね同じ感じだったそうで、未加工の肉、魚、卵、野菜、果物、ナッツなんかを様々な割合で食べる物だったらしい。
それでは結果を見てましょう。
パレオダイエットは対照食と比べて、


とのこと。素晴らしいですね~。
但し注意点もありまして、これらは短期的な改善だったらしい。というのも介入期間が2週間~6か月の間だったらしく、長期の研究は全然なかったみたい。ここは今後の研究に期待って感じですね。
それと、中程度のエビデンスレベルで示された事として、

  • パレオダイエットは対照食と比べて、体重減少効果が大きい…!

ってことが見られたらしい。
つまり、減量効果が高いかもしれないってことですね。また、この研究によれば、パレオダイエットの遵守率が高かったようで、続けやすいのも魅力なのかもしれません。



個人的考察

来週もパレオダイエットのRCTの系統的レビューとメタ分析を見てみます。



参考文献