旧石器時代(狩猟採集民)の食事をマネる「パレオダイエット」の効果を見てみよう! その16
現代の狩猟採集民の食事から、炭水化物摂取量を調べてみた…!
2011年のハノーファー大学の研究によると、現代の狩猟採集民の食事から、炭水化物摂取量を調べてみたそうです。
「旧石器時代(狩猟採集民)の食事をマネる「パレオダイエット」の効果を見てみよう! その1」でも紹介した2000年のコロラド州立大学の研究では、三大栄養素のうち炭水化物の割合は22~40%と推定されておりました。
但し、現代の狩猟採集民の生活パターンってのは、緯度とか環境に依存して大きく異なっていることが分かっているらしい。そのため研究者たちは、炭水化物の割合も緯度とか環境に依存して大きなばらつきがあるんじゃないか…?と考えたそうな。
そこで今回、この仮説が正しいのか世界中の狩猟採集民のデータを用いてチェックしてみることにしたんだとか。
この研究は、現代に残る狩猟採集民を対象にしたもので、チェックした集団は229にも及んだそうです。またそれぞれの狩猟採集民の集団は様々な緯度や環境に住んでいたらしい。
んでまずデータから読み取れたことが、
- それぞれの狩猟採集民における炭水化物の割合に大きなばらつきがあった…!
- 炭水化物の割合幅は3%~50%だった…!
- 中央値・最頻値における炭水化物の割合幅は16%~22%だった…!
とのこと。
やっぱ詳しく見ていくと結構違いがあったみたいですね~。
更にその大きなばらつきってのを見てみると、
- 北緯又は南緯11~40度の地域における炭水化物の割合:30%~35%…!
- 北緯又は南緯41~60度以上の地域における炭水化物の割合:20%~9%以下…!
- 砂漠や熱帯草原地域における炭水化物の割合:29%~34%…!
- 北部(ツンドラ・北部の針葉樹林)地域における炭水化物の割合:15%以下…!
って感じ。
どうやら赤道に近く、暑い地域程、炭水化物の摂取量が多く、赤道から遠く、寒い地域程、炭水化物の摂取量が少なくなる傾向があるみたいですねー。
またこれらを再現するとなると、北海道(41~45度ぐらい)と沖縄(24~28度)で変わりそうですな。
個人的考察
但し研究者曰く、
- 地域環境とは無関係に、ほとんどの狩猟採集民社会の食事における炭水化物の割合範囲は、現在推奨されている炭水化物量よりも著しく低かった
そうなんで、その辺も踏まえて考えていくと良さそうです。
