【加筆内容】社会との関わりと健康の関係について調べてみた!
社会との関わりは大事…!ってのは皆も知っての通り。
そしてそれは就労支援でも言えるかと。
社会との関わりと健康の関係について調べてみた…!
2015年のノースカロライナ大学の研究によると、社会との関わりと健康の関係について調べてみたそうです。なんでも過去20年間の研究により、社会との関わりと健康の間には強い因果関係が認められているケースが多いそうな。ただ、障がいの中のどの時期や期間が大事なのかなどが良く分かっていなかったらしい。そこで今回4つの大規模なデータセットをまとめて、チェックしてみることにしたんだとか。
この研究は、アメリカで行われる全国調査のデータセットを4つ使ったもので、具体的には、
- 青年期・若年成人期を対象としたAdd Health
- 中年期を対象としたMIDUS
- 後期成人期を対象としたHRS
- 後期成人期を対象としたNSHAP
とのこと。
また、ライフステージの区分けについては、青年期、若年成人期、中年期、後期成人期としたみたい。これは社会との関わりの生理的影響を受け始めるのが青年期からだからとのこと。
ではまず大枠の結果からどうぞ。
- 社会との関わりが高い人程、人生の初期と後期の両方において、健康リスクが低かった…!
- 逆に、社会との関わりが低い人程、人生の様々な時、健康リスクが大幅に高まっていた…!
社会との関わり、友だちや人との関わりが多いと健康で、孤独だと不健康だったと…。予想通りの結果ですね…。
では、もうちょい詳しいデータをバーッと見てみますかー。
年齢、性別、人種といった変数を調整した結果、
- 青年期に社会との関わりが高い人はCRPが26%(OR0.74)低かった…!
- 若年成人期及び後期成人期に社会との関わりが高い人はCRPが14%(OR0.86)低かった…!
- 逆に孤独・社会的孤立が高い人は、CRPが27%(OR1.27)高く、これは身体活動不足(OR1.21)と同程度の高さだった…!
- 青年期に社会との関わりが高い人は腹部肥満が48%(OR0.52)低かった…!
- 若いうちから社会との関わり度が高かった人は高血圧が13%(OR0.87)も低かった…!
- 実験開始時から社会との関わり度が高かった人は時間の経過とともに高血圧が54%(OR 0.46)も低かった…!
- 実験開始時に高いソーシャルサポートを受けていた人は、老年期の収縮期血圧、若年~中年期と老年期のウエストの長さ、若年~中年期のBMIが低かった…!
- 実験開始時に社会的ストレスが高い人は、中年期のCRP、中年期と老年期のウエストの長さとBMIが高かった…!
- 追加の調整によって、社会的ストレスが高い人は、若年成人~中年成人期における炎症と腹部肥満が若干高く、中年成人期と後期成人期における肥満率が大幅に高かった…!
とのこと。
若いうちから、社会との関わりある、つまり友だちや人との関わりが多いと健康な人生を歩むみたい。逆にそこで上手くいかんとどんどん健康リスクが高まっていくんですね。
個人的考察
ということで社会的な関わりにおける健康への影響は、青年期(10~24歳ぐらいまで)と中年期(40~55歳ぐらいまで)にガッツリ現れ、これが高齢期にまで及ぶそうです。
