理想体重(BMI)と実際の体重(BMI)の差がもたらすボディイメージの恐怖!身体的・精神的健康とその対策について考えてみましょうか その3
ボディイメージそのものが問題で、うつ病リスクが高まる…!
2013年のテキサス大学の研究によると、青少年における体重・ボディイメージ・うつ病の関係について調べてみたそうです。因みに研究者曰く、初の研究とのこと。
この研究は、ヒューストン近郊に住んでいる11~17歳の青少年4,175人を対象にしたもので、体重・ボディイメージ・うつ病にまつわることについて質問票や測定をしたというもの。その上で、因果関係を見てみたそうな。
では早速結果を見てましょう…と行きたいところなんですが、この研究の中で載っていたボディイメージの歪み度チェックの質問を先に見てみます。気になる方はやってみても良いかも…。
以下の2つの質問に答えてください。
【質問①】
あなたは自分の体重・体型についてどのように思っていますか…?
以下の選択肢から選んでくさい。
- 痩せている
- やや痩せている
- 普通
- やや太りすぎ
- 太りすぎ
【質問②】
あなたは自分の体重・体型についてどのくらい満足していますか…?
以下の選択肢から選んでくさい。
- 非常に不満
- やや不満
- どちらでもない
- やや満足
- とても満足
んで、質問①で「やや太りすぎ」や「太りすぎ」、質問②で「やや不満」や「非常に不満」と答えた人は、ボディイメージが崩れてきていると判断したとのこと。
では結果を見てみましょう。
- 女性の方が自分自身を太りすぎと思っていることが多かった…!
- 変数なしで見てみると、肥満はうつ病リスクの増加と関係していた…!
- 但し、変数を調整してみると、体重とうつ病リスク、ボディイメージの満足度とうつ病リスクは関係なかった…!
つまり、
- 実際に太っていてもそれだけでは、うつ病リスクが高まらない…!
- ボディイメージにより、うつ病リスクが高まる…!
ってことですね。
そしてそうなりやすいのは女性に多いと…。
更に同研究チームは、似たような研究をその後もしていまして、それが2015年のテキサス大学の研究になります。こちらも上記と同じくヒューストン近郊に住んでいる11~17歳の青少年4,175人を対象にして、体重・ボディイメージ・うつ病についてチェックしてみたとのこと。因みに追跡期間は1年でして、最終的なサンプル数は3,134人ってことでした。
結果、
- スタート時、うつ病だった場合の肥満との関連性は見られなかった
- うつ病と体重の間にも独立した関連性は見られなかった
- 但し、ボディイメージ(体重の認識)が歪んでいると、肥満リスクが爆発的に増加、約30~40倍にまで高まっていた…!
- 女性の方がボディイメージが歪む可能性が大きかった…!
とのこと。
やっぱり「歪んだボディイメージ→うつ病」の流れみたいでして、「肥満→うつ病」ではないみたい。
個人的考察
ということで理想と現実のはざまで歪んだボディイメージを持ち苦しむケースは思いのほかきつそうな感じです。
ではどうすれば良いのか…?ってことで、明後日に続きます。
