理想体重(BMI)と実際の体重(BMI)の差がもたらすボディイメージの恐怖!身体的・精神的健康とその対策について考えてみましょうか その1
(書いて思ったけど冒頭からすんごい失礼な質問だな)
実際、理想体重(BMI)と実際の体重(BMI)に差がある人も多いことでしょう。
まぁ、ちょっと気になるな~ぐらいなら、さして問題ないものの、過度に気にするとちょっとまずいんですよね。巷では、歪んだボディイメージや否定的なボディイメージ、ボディイメージ混乱とかボディイメージのズレなどと呼ばれますね。
ボディイメージと健康の関係について調べてみた…!
2008年のコロンビア大学の研究によると、ボディイメージと健康の関係について調べてみたそうです。そもそも肥満やメタボといった体型だと、他者から様々な烙印を押され、それがストレスを生み出すそうな。また肥満やメタボ体型の差別は広く蔓延しており、社会、職場、学校、家庭といろんなところで起こるというエビデンスがあるんですよね。
それらもあって、肥満は慢性ストレスの大きな原因にもなる歪んだボディイメージの温床にもつながっているんだとか。なんで当然様々な身体的・精神的健康にもデメリットがあるとのこと。
但し、ここでちょっと考えなければいけないのが、実際肥満やメタボじゃないのに太っている…!と思ってしまう、つまり、理想体重(BMI)と実際の体重(BMI)の差がある人とそうでない人がいるんですな。
今回はそれが健康とどう関連しているのか、ちょい難しく言うと、実体重と理想体重の乖離率による健康との関係を見てみたそうです。
この研究は、BRFSS(行動リスク要因監視システム)っていうデータセットを用いたというもの。BRFSSは、アメリカで毎年行われている公衆衛生の全国調査でして、健康に関する様々な質問を電話でしているそうな。因みに今回使われたデータは2003年のものでして2007年1月25日にサイトにアクセスしたみたい。
この研究は、BRFSS(行動リスク要因監視システム)っていうデータセットを用いたというもの。BRFSSは、アメリカで毎年行われている公衆衛生の全国調査でして、健康に関する様々な質問を電話でしているそうな。因みに今回使われたデータは2003年のものでして2007年1月25日にサイトにアクセスしたみたい。
んで、このデータは成人(18歳以上)に行っているんですが、この中でBMIが23kg/m2未満の人、体重を増やしたいと希望した人なんかを除外していったんだとか。
すると、体重をどれくらいにしたいですか…?という質問に回答した247,027人のうち、
- BMIが23kg/m2未満の人が60,588人
- 体重を増やしたいと希望した人が15,862人
いたらしい。
なんで、最終的なサンプル数は、170,577人になったそうです。
これらのデータを統計処理してみた結果、以下の傾向が見られたみたい。
【年齢別:体重を増やしたい:体重に満足:体重を減らしたい】
- 18~44歳:11.0%:25.7%:63.3%
- 45~64歳:4.2%:21.5%:74.3%
- 65歳以上:6.9%:33.2%:59.8%
【男女別:体重を増やしたい:体重に満足:体重を減らしたい】
- 男性:11.9%:30.4%:57.7%
- 女性:4.6%:21.1%:74.4%
【アジア地域・太平洋諸島民別:体重を増やしたい:体重に満足:体重を減らしたい】
- 13.1%:27.2%:59.7%
【BMI別:体重を増やしたい:体重に満足:体重を減らしたい】
- 20.0kg/m2未満:38.2%:49.1%:12.6%
- 20.0~24.9kg/m2:13.5%:41.3%:45.2%
- 25~29.9kg/m2:3.2%:20.5%:76.3%
- 30.0以上kg/m2:0.6%:4.8%:94.5%
やっぱ現状に満足している人は少なく、痩せたい…!って思っている人は多いみたい。
では、本題である理想体重と実際の体重の差と健康との関係を見てみましょうか。
- 理想体重と実際の体重の差は、BMIよりも身体的健康・精神的健康のより強い予測因子だった…!
どうやら歪んだボディイメージでの健康ダメージは、客観的な指標であるBMIから予測される健康リスクを上回るみたいですね。これは相当良くない様子…。
またこの研究ではBMIと年齢を調整した結果も載っているんですが、
- 体重の1%を落としたい男性は、現在の体重に満足している男性と比べて、月当たりの不健康な日が0.1日多かった…!
- 体重の10%を落としたい男性は、現在の体重に満足している男性と比べて、月当たりの不健康な日が0.9日多かった…!
- 体重の20%を落としたい男性は、現在の体重に満足している男性と比べて、月当たりの不健康な日が2.7日多かった…!
とのこと。
つまりネガティブなボディイメージが強ければ強い程、不健康だったと…。
更に女性だともっと結果は悪くて、
- 体重の1%を落としたい女性は、現在の体重に満足している女性と比べて、月当たりの不健康な日が0.1日多かった…!
- 体重の10%を落としたい女性は、現在の体重に満足している女性と比べて、月当たりの不健康な日が1.6日多かった…!
- 体重の20%を落としたい女性は、現在の体重に満足している女性と比べて、月当たりの不健康な日が4.3日多かった…!
だったそうです。
つまり、歪んだボディイメージ→慢性ストレス→健康リスクが増加…!って感じですね。う~む…。
因みになぜ女性の方がボディイメージの影響が強いのかですが、研究者たちは以下のように予想しておりました。
- 男性の場合、社会的成功・知的成功が体型よりも重視されがち。そのため、ネガティブなボディイメージが抑制されている可能性がある。
- 一方で、女性の場合、社会が体型の重要性を強調する傾向がある。そのため、女性は「理想的な体型」と「自己の体型」の歪み影響を受けやすく、より大きなストレスを抱えやすい可能性がある。
確かに、メディア、SNSを代表するように上記のような傾向は見られますよね。つか、SNSだと男女関係なく、そしてより過激・加速しているようにも思えますな。
