「認知行動療法の共通基盤マニュアル」のポイントを抑えよう!その15「段階的課題設定」
この記事は、当事業所の社内研修で行いたかったが時間の都合上出来なかった内容を載せている物になります。
具体的には認知行動療法マップ(CBTマップ)の「認知行動療法の共通基盤マニュアル」を私なりにまとめたものです。
段階的課題設定
段階的課題設定とは、課題をいくつかの段階に細分化して取り組む方法のことを言う。問題を分解した方が良い、セーブポイントは小まめにした方が良いと言うことと同じ。流れは以下となる。
- 事前準備:課題についてどう感じているか(否定的な自動思考の有無)を明らかにしておく。もし、破局的思考(極端な例について本気で悩む)や二分法的思考(白黒2択しかない考え)がある場合、段階的課題設定の妨げになる可能性があるので注意する。
- リストアップ:課題の具体的な要素をリストアップする。
- 細分化:複数のステップに細分化する。
- 更に細分化:課題を細分化しても作業量が多いときは、さらにその中で小さなステップに分けていく。
具体例は下記のようになる。
段階的課題設定による行動的介入は認知的介入と並行して、あるいは、前後して実施するとより効果的となる。
また、ステップを一つでも進んだ場合は、努力を評価し、行動を起こしていることを積極的に褒めるなど、ポジティブなフィードバックを行う(前に進んでいる感覚を味わってもらうのは非常に重要なため)
個人的考察
以上「段階的課題設定」でした。
次回は「認知行動療法と薬物療法を併用するメリット」をご紹介します…!

