これまで見てきたものについては、


をご覧ください。
今回は「ADHDと過体重・肥満」編です。
それでは早速見ていきます。



ADHDと過体重・肥満

複数のレビューによると、肥満外来を受診した肥満患者は、ADHDの有病率が高く、ADHD患者は体重が重く、BMIも平均以上である場合が多かった。ADHDを持つ成人の肥満率(28.2%)はADHDのない成人の肥満率(16.4%)と比べて約70%高かった。また、ADHDを持つ小児の肥満率(10.3%)はADHDのない小児の肥満率(7.4%)と比べて約40%高かった。
つまりADHDと肥満は双方向であり、成人期により高くなる傾向があった。一方で、小児におけるADHDと肥満の関連性は小さい様子。
小児と成人のこの違いは他でも見られ、小児のADHDとBMIの間には、年齢や時点を関わらず、高い関連性は見られなかった。またこの研究ではADHDは思春期の少女と成人においてのみ肥満と関連があり、小児や少年とは関連がないとしていた。但し、その後に発表されたレビューでは、ADHDの小児は過体重・肥満が同時に発生するリスクが有意に高く(OR1.56)、特に少年(OR1.45)、アジア人(OR3.25)又はヨーロッパ人(OR1.85)、薬物を使用していない小児(OR1.54)により発生するリスクが高かった



個人的考察

とりあえず今回はここまで。
続きは明日になります。



参考文献

最後にご紹介します。