運動前にストレッチをしよう…!みたいな話を聞くことがございます。
理由は、

  • ストレッチでケガ予防ができる…!
  • ストレッチで柔軟性がアップする…!
  • ストレッチでその後のパフォーマンスがアップする…!

などが考えられます。
しかし、これが本当なのか…?ってことで、その回答を以前ご紹介しましたが、復習がてらまとめておくと、

  • ケガ予防にはならない…!
  • 柔軟性はアップしない…!痛みに慣れるだけ…!

って感じでどうやらストレッチは意味ないみたいです。
そして今回は、ストレッチでその後のパフォーマンスがアップするのか見ていきたいと思います。



ストレッチは大きく分けて2種類ある…!

まずストレッチは、大きく2種類に分けることが出来ます。
おそらくどちらも行った経験はあるかと思いますが、その2種類とは静的ストレッチと動的ストレッチです。
この2つのストレッチの違いは、

  • 静的ストレッチ:伸ばしたい関節や筋、腱なんかをゆっくりグーッと伸ばして、止める…!んで何秒かしたら、元に戻す…!みたいなストレッチのこと。学校時代によく行うストレッチがコレ
  • 動的ストレッチ関節や筋、腱なんかを動かしてするストレッチのこと。音楽に合わせてやったり、ダンスっぽい感じのストレッチが多い。因みにラジオ体操は動的ストレッチ

って感じになります。



静的ストレッチ・動的ストレッチの効果をレビューしてみた…!

2011年のニューファンドランドメモリアル大学の研究によると、静的ストレッチと動的ストレッチを行った際のパフォーマンス効果についてレビューしてみたそうです。
そもそも運動前にストレッチを行うのは最高のパフォーマンスを出すためだけど、本当にやる必要があるのかってのは議論が分かれているそうなんですよね。特に静的ストレッチは運動パフォーマンスが逆に低下する…!って研究がいくつかあるそうなんでこれは気になりますわな。
では早速静的ストレッチと動的ストレッチがどんなだったかポイントを見てみましょう。

  • 静的ストレッチ:超ゆっくりのスピードでやるか、超長い時間を止めてから元に戻すかなどするともしかしたらメリットがあるかも…?
  • 動的ストレッチ:長い時間をかけて行えば、効果なし~効果ありぐらいのパフォーマンスアップが見込めるかも…?

…。
あんまパッとした答えではないですね~。
静的ストレッチは、ゆっくり時間をかけてってのがポイントみたいなんで、ストレッチというよりもヨガや太極拳的なイメージが強い感じですね。
動的ストレッチについては長い時間をかけてやっても意味ない可能性もあるなんて言われたら、じゃあ確実な他の方法を選択した方が…って気になっちゃいますな。
いずれにしても静的ストレッチ・動的ストレッチを積極的にやりましょう…!やった方が良い…!と言える結論ではないですねー。



個人的考察

ということでまずはざっくり見てみましたがちょっと微妙な感じでした。



参考文献