歳を取ったら食べる量が減った!は本当か?
私は今のところそんなに感じたことがないのですが、周囲でそんな話を聞くことがございます。
でも、アレって本当なんですかね~?
この研究では、レプチンやコレシストキニンなんかのホルモン量を調べたそうなんですが、結果をまとめると、
加齢で食欲は確かに減りそう…。
1997年のセントルイス大学の研究によると、健康な高齢者(70~84歳)14人と若者の成人(23~50歳)19人を対象に人間の食欲などが加齢によって影響を受けるのか調べてみたそうです。
早速結論を見てみると、若者に比べて、高齢者は、
- 食べたいという欲求が少なかった
- 空腹感も少なかった
- 満腹感も感じ辛かった
そうです。
う~ん。確かに加齢によって食欲が少なくなりそうな感じですねー。
すぐに食事に満足するようになる…!更に40歳の時にスリムなら…。
2010年のカリフォルニア大学デービス校の研究でも、加齢による食事の摂取量の変化と体重減少の関係について調べたみたいです。この研究では、レプチンやコレシストキニンなんかのホルモン量を調べたそうなんですが、結果をまとめると、
- 高齢者と若者は同じような食欲(空腹感)を持っている
- しかし、高齢者は食事中に満腹感が早く起きる。その結果、毎日の食事の摂取量が全体的に少ない
- 加齢に伴う体重減少と摂取量の減少も実験動物でみられた
とのこと。
食欲や空腹感は変わらないんだけど、高齢者はすぐにお腹いっぱいになってしまうから、結果、毎日のカロリー摂取量が少なくて、更に加齢でも減っていくってことですねー。
上記と多少の違いはありますが、やっぱ、加齢による食べる量の減少はありそうですねー。
因みにこの研究によれば、40歳の時点の体型が非常に重要らしい。
なんでも、この時点でスリムなら今後もスリムな体型を維持できることが多いらしく、逆に肥満体だとスリムになるのは相当難しいみたいです。
うぁー。このまま頑張ろう…。
個人的考察
ということで、歳を取ったら食べる量が減った…!はどうやら本当っぽいです。
こういうのも実際どうなんだろうってのが知れると面白いですね~。