友人に聞いた自分の性格で、長生きか短命かを判断できるかもしれない…!って話が載っていましたんで、ご紹介しておきます。



友人は自分の性格と長生き・短命を知っている…!

2014年のサイコロジカルサイエンスに掲載されたワシントン大学の研究によると、友人に聞いた性格と実際の寿命の関係について調べてみたそうです。
具体的には、1930年代に20代半ばの600人(300人の婚約中のカップル)を対象にしたそうで、なんでも、実験に参加した被験者の5人の親しい友人(ほとんどが結婚披露宴のメンバーだったらしい)に、被験者の性格を聞いてみたとのこと。また、自分自身の性格についても聞いておいたそうな。そして、75年後、被験者が亡くなっているのかどうかを調べてみたそうです。
これによって、当時の被験者の友人が思う性格と自分自身が思う性格を比較して、どちらの判断が寿命を正確に予測できていたのかを調べたそうです。
んで、気になる結果が、

  • 友人は死亡率に関係する性格を特定するのに、はるかに優れていた…!

そうです。
つまり、自分自身より、友人に死亡に関係する性格について自分はどうか聞いた方が正解の答えをもらえる可能性が高い…!ってことですね。
更に、長生きか短命かの性格については、

  • 友人から誠実性開放性が高いと思われた男性は長生きだった…!(逆に低いと思われた男性は誠実性と開放性が高いと思われた男性よりも短命だった)
  • 友人から協調性が高く、神経症傾向が低いと思われた女性は長生きだった…!

そうです。
性格と寿命の関係は男女によって違いがあるんですね~。因みに、自分自身が思う性格について、男性は友人の評価ほど正確ではなかったそうですが、寿命の予想は優れていたそうです。それに対して、女性は自分自身が思う性格では、死亡率を予測できなかったとのこと。
つまり、性格と寿命の関係を正確に予想できるのは、

  1. 男女とも友人が最強…!
  2. 男性が自分自身で思う性格
  3. 女性が自分自身で思う性格

の順になるってことですね。



個人的考察

ということで、友人は自分の性格を自分以上に理解しているし、それを聞けば、長生きか、短命かも分かるかもしれない…!って話でした。その昔、自分のことは実際10~15%しか分かっていない…!みたいなことを書いたことがございましたが、改めてそれが証明されたような感じですね。
まぁ、ビッグファイブは自分で調べることもできますんで、気になる方は一度チェックしてみても良いんじゃないかな~と思う次第です。