ビッグファイブの神経症傾向、誠実性、外向性の3つは食事スタイルに大きく影響していた!って話
ビッグファイブの神経症傾向、誠実性、外向性の3つは食事スタイルに大きく影響していた…!
2015年のチューリッヒ工科大学の研究によると、参加者951人を対象にビッグファイブと食事スタイルの関係性について調べてみたそうです。結果、神経症傾向、誠実性、外向性の3つは、食事スタイルに大きく影響していたらしい。
では、それぞれの性格が食事スタイルとどのように関係していたのか、具体的に見ていきましょう…!
神経症傾向と食事スタイルの関係
神経症傾向が高い人(メンタルが不安定な人)は、ネガティブな感情を忘れようとして食べる傾向があり、外食、特に濃厚な甘くておいしい高カロリー食につい手を出しがちなんだとか。他にもおいしい肉や甘い清涼飲料水にも手が行きがちとのこと。つまり、体験の回避として食事をするからついつい過食気味になって不健康や太る…!ってことですね。
対して、神経症傾向が低い人(メンタルが安定している人)は、食事管理がきちっとされていることが多く、感情による食事の変化が少ないとのこと。結果、健康的な食品の消費量が増え、不健康な食品の消費量は減るらしい。
誠実性と食事スタイルの関係
誠実性が高い人は、健康的な食事を行っており、果物の消費も多く、外食は少ないらしい。特に甘くておいしいお菓子やソフトドリンクみたいな砂糖ジュースの消費量を防ぐ効果が高いそうな。つまり、健康的な食事をすることが多いってことですね。
対して、誠実性が低い人は、衝動的に甘くておいしい食べ物を食べまくってしまう傾向があるそうで、目の前の食事の誘惑に勝つことが出来ないんだそうな。
外向性と食事スタイルの関係
外向性が高い人は不健康な食事をすることが多いそうです。これは意外ですよね~。
なんでも、外向性が高い人は、社交的で色々な方との付き合いがあるため、外食しがちなんだとか。その結果、不健康な食事をしがちになってしまうらしい。また、ついつい相手に合わせて食べてしまうこともあって過食になりがちとのこと。他にも見た目や甘さ、香りなんかの刺激を求める傾向があるため、ついついお菓子や清涼飲料水などに手が行きがちになってしまうそうです。言われてみればありそうですよね。
因みに外向性が低い人はこういったこととは無縁みたい。う~ん。良いんだか悪いんだか…。
個人的考察
以上をまとめると、
- 神経症傾向が高いと不健康&太る・低いと健康&スリム
- 誠実性が高いと健康&スリム・低いと不健康&太る
- 外向性が高いと不健康&太る・低いと健康&スリム
って感じでしょうか。
皆さんは当てはまりますかね~?