幼稚園児の頃の社会性(協調性や共感力)で後に成功するかどうかわかるかも?って話
例えば、
なんかですね。
そして今回ご紹介するのも本人の元々持っているポテンシャルでその後の人生がイージーモードになるかどうか、成功するかどうかが分かる…!みたいな研究でした。
幼稚園児の頃の社会性(協調性や共感力)で後に成功するかどうかわかるかも…?って話
まず研究者たちは、アメリカにある3つの都市と1つの農村部(ノースカロライナ州ダーラム、テネシー州ナッシュビル、ワシントン州シアトル、ペンシルベニア州の中部)の幼稚園に協力をお願いし、各園児の社会性について保育士さんに評価してもらったそうな。
その際の評価は5段階で行われたそうで、項目は全8種類だったとのこと。
具体的には、
- 自分から積極的に仲間と協力できるか…?
- 他人に親切ができるか…?
- 相手の感情を非常によく理解できるか…?
- 自分で問題を解決する能力があるか…?
って感じの項目だったらしい。
このデータ取りが行われたのが1991年~2000年のことで、その後13~19年後にどうなったか追跡調査をしたそうです。因みにその頃には幼稚園児だった参加者は25歳ぐらいになっていたとのことでした。
最終的なサンプル数は753名でして、園児の時の社会性と、教育や雇用、犯罪歴、薬物、メンタルとの関係性について比べてみたそうです。
- 高校を卒業していた…!
- 大学を卒業していた…!
- 安定した仕事に就いていた…!
- フルタイムで採用されていた…!
とのこと。
対して、園児の頃に社会性が低かった人は、
- 犯罪歴がある、多かった…。
- 薬物を乱用していることが多かった…。
- メンタルに問題があり問題行動を起こすことが多かった…。
とのこと。
割と明暗分かれる形となりましたね~。
個人的考察
ということで、園児の時に皆の輪に入って仲良くできるかで将来が分かるかも…?という研究でした。
これを実践に活かすのは、遺伝の要素も多い為かな~り難しいのですが、大人になってから共感力をアップしてもメリットはありますんで諦めるのは早計だと思います。