引き続き、21世紀の狩猟採集民になる方法について見ていきます。



トランス脂肪酸を摂取しない…!

当ブログで何度も取り上げているトランス脂肪酸。心臓を刈り取る悪魔を宿したこいつは、元々、全ての反芻動物の脂肪組織に少量含まれております。
ただ現在の市販の加工食品には、トランス脂肪酸が広く含まれ、結果、トランス脂肪酸の摂取量は爆発的に増加したんですな。
トランス脂肪酸は高圧・高温下で食用油に水素を添加することで合成されます。本来、食用油に多く含まれるオメガ6脂肪酸は不飽和脂肪酸なんで常温時も液体なんですが、この加工によって常温でも個体になれます。また高圧・高温による加工なんで超酸化するんですな。
そして食用油の水素添加は、クッキー、クラッカー、ドーナツ、クロワッサン、加工スナック食品などの市販のお菓子の保存のために加工食品業界で一般的に使われております。
更にトランス脂肪酸は、ショートニング、ほとんどのマーガリン、揚げ物にも含まれており、市販のキャノーラ油なんかに含まれているケースも。
んで先にも書いた通り、トランス脂肪酸は、心臓を刈り取る悪魔を宿しておりまして、HDLコレステロールを低下させ、LDLコレステロールを上昇させ、心血管疾患リスクとがんリスクをダブルで高めます。
先行研究によれば、トランス脂肪酸(アメリカ人の食事では1日の総カロリーの約2%を占める)を同量の天然不飽和脂肪酸に置き換えると、冠状動脈性心疾患リスクが50%と大幅に減るとも示されているとのこと。


液体からカロリーを摂取するな…!

旧石器時代の祖先は、ほぼ水だけを飲んでいました。そのためか、先行研究によると、1日5杯以上の水を飲むと冠状動脈性心疾患リスクが低下するなんて話しもあったり。
ただ詳しく見てみると、水が健康にめっちゃ良い…!ってよりも水の代わりに飲んでいた飲み物が悪すぎる…!ってのが理由みたい。つまり、ソフトドリンクなどのカロリーの高い飲料が食事から排除されるのが大事なんだと。
ソフトドリンク…加糖が含まれる炭酸飲料(コーラとかペプシとか)は、アメリカで最も多く消費されている飲料となっております。これらはカロリーが高く栄養価の低い飲み物であり、肥満やインスリン抵抗性の増加の一因となっております。
また一般的に健康に良いぞ…!などと言われるフルーツジュースも糖分が多く、のど越しを良くするため食物繊維が少ないです。そのため、やはり100%だとしてもおすすめできず、だったら、食物繊維が豊富でGL値も低い果物を普通にそのまま丸ごと食べた方が良いとのこと。
ではお茶はどうなんでしょうか…?
お茶は、世界各地で数千年にわたり好まれ、飲まれてきた飲料です。
種類によって違いはあるものの、お茶は天然の抗酸化物質(ポリフェノール)が豊富に含まれていることが分かっております。また、茶を飲むことで、心疾患リスクを改善できるとも分かっております。そしてカロリーは基本ありません。あっても超微量です。
以上から、お茶は心血管疾患の予防に役立つ可能性のある、天然の飲み物であると考えられるとのこと。



個人的考察

今回はここまで。
続きは来週です。



参考文献

最後にまとめてご紹介します。