業務を下ろす、仕事を振るコツってあるの?って話
ただ、なんとなく振って、失敗してしまったり、振ったとたんにその人が辞めてしまってその仕事が戻ってきたなんて経験がある方もいるんではないですかね…?
ということで今回は、当事業所でも聞かれた、仕事を振るコツについてご紹介しておきます。
基本ルール…!余裕…!モチベーション…!
誰にどのような仕事を振るかですが、以下の3つのことを最初に考えると良いと思います。- 基本ルール
- 余裕
- モチベーション
では、一つずつ具体的に説明していきます。
1. 基本ルール
最初に考えるべきは、基本ルールです。振ろうと思っている業務について、会社のルールや法令などで誰が行っていいのかを確認しておきます。例えば、これはパートの方は行ってはいけないという業務をパートに振ってしまったり、法令等で行っていい方が決まっている業務、例えば資格保有者でないとしてはいけない業務(サービス管理責任者の個別支援計画の作成など)を間違って振ってしまってはまずいですからねー。基礎基本が大事…!ってことで、まずは振って問題ないかルールを確認しましょう。因みに当事業所では、以前に書いた通り、福利厚生の冊子がありまして、それにざっくり雇用形態別に行う業務についてまとめております。それらをもとに問題ないかを見ていきます。2. 余裕
余裕がない人に仕事を振ってもダメなことは詳しく書かなくても分かるかと思います。新しい業務を振られるということは、新たなことに挑戦していくってことで、そこには余裕がないといけないと以前にも書きましたよね。余裕がない人に業務を振るとそれは振るのではなく、押し付けることになってしまい、結局退職してしまうリスクが増します。そのため、相手に余裕があるのか、しっかり見極めて、渡していきましょう。できれば、余裕が少し残るぐらいの業務を渡すと良いと思います。
3. モチベーション
ルール上、振って問題なく、余裕もある人でもモチベーションが低ければ、仕事を押し付けられた…!となってしまいます。そのため、ある程度モチベーションがある人に仕事は振りましょう。因みに余裕やモチベーションが一定以上あるかの見極めはなかなか難しいのですが、自分から何か手伝いましょうか…?や、何かやりましょうか…?と言ってくれるかどうかが一つの基準になるかと思います。
個人的考察
もちろん、週5日出勤の方、週3日出勤の方では、振る業務内容は変わります。あくまで、
- 仕事を振る=押し付ける、にならない
- 余裕が少し残る
- モチベーションが維持、向上する
ように仕事を振っていきたいですね~。