孤独・社会的孤立のデメリットとそのポイントの話、その1その2その3その4その5その6の続きです。



孤独感で、自分の健康状態を把握できない・持病が多い・学歴が低い・年収が低い・運動量が少ない・喫煙が多い・うつ傾向が高いらしい…。

2010年のウェストバージニア大学の研究によると、孤独と健康リスクの関係について調べてみたそうです。
この研究は、アメリカの高齢者13,812人を対象に行われたもので、孤独と健康状態の関係性を調べるために記述式アンケートに答えてもらったそうな。
最後に統計処理をした結果、

  • 孤独感による病気の発症率は16.9%だった…!

とのこと。
やはり孤独感によるダメージは確実に不健康への道を歩むことになりそうですねー。
また、孤独な人は、

  • 未婚であることが多かった…。
  • 自分の健康状態を把握できていないことが多かった…。
  • 学歴が低かった…。
  • 機能障害を持っていることが多かった…。
  • 慢性疾患を持っていることが多かった…。
  • 若い人に多かった…。
  • 年収が低かった…。
  • 一緒に住んでいる人が少なかった(一人暮らしが多かった)

そうです。
自分の健康状態を把握していないこともあり持病を持っていることが多く、また学歴・年収も低い傾向にあったみたいですね…。
更にポイントなのが慢性的に孤独感を持っていると判断された人たち。
この方々は上記の他にも、

  • 運動量が少なかった…。
  • タバコを吸う量が多かった…。
  • お酒を飲む量が少なかった…。
  • 抱えている慢性疾患の数が多かった…。
  • うつ病の傾向が高かった…。

とのこと。
お酒の量が減るのが謎なんですが、それ以外は大いに有り得る話ですね。



個人的考察

ということで、孤独感がある方はやっぱり対策をした方が良さそうですね~。



参考文献