昨日の続きでーす。
今度はメタ分析でチェックしていきます。



持久力と高脂肪食(=低炭水化物食)・高炭水化物食(=低脂肪食)の関係をメタ分析してみた…!

2005年のカンザス州立大学の研究によると、メタ分析を用いて、持久力のパフォーマンスには、高脂肪食(=低炭水化物食)と高炭水化物食のどちらが望ましいのか調べてみたそうです。
まず研究者たちは、いろんな食事とそれに伴う運動パフォーマンスの先行研究を検索してみたそうで、結果、20件の研究をピックアップできたんだとか。
次にこの20件の研究をメタ分析にかけてみたらしい。
その結果、

  • 高炭水化物食を摂取した場合、運動で限界が来るまでの時間がより長くなった(平均効果量-0.60)
  • 実験参加者が普段からトレーニングを行っているか否かで、効果量は変わっていた…!
  • 普段トレーニングを行っている参加者は、効果量の差が-0.05だった…!
  • 普段トレーニングを行っていない参加者は、効果量の差が-2.84だった…!

そうです。
つまり、高炭水化物食に関してはメリットがあったけど、高脂肪食(=低炭水化物食)には持久力アップの効果は見られなかったってことですね。



個人的考察

ということで、メタ分析の結果は炭水化物を食べた方が良い…!という感じでした。



参考文献