ビッグファイブの話、その1その2その3その4その5の続きです。
引き続きverywell mindの記事を参考にしていきつつ、ビッグファイブの5つの性格特性について見ていきます。
これまで外向性、神経症傾向、誠実性、協調性と見てきましたが、今回は開放性について確認します…!



開放性ってなに…?

2015年のクイーン・メアリー大学の研究によると、開放性とは以下の特徴的な性格特性を持つ人たちのことを言うそうです。

  • 創造力・想像力の度合い(アイディアマンでクリエイティブである・ない)
  • 興味・関心の範囲(広い・狭い)
  • 好奇心の度合い(高い・低い)
  • 新しいことへの学び・経験の度合い(チャレンジ精神が高い・形式的な物が好き)

開放性が高い人は、より冒険的でクリエイティブになる傾向があります。そのため、芸術的な物が好きで、抽象的に捉えることを得意としているそうな。
反対に、開放性が低い人は、新しいことが苦手で、伝統的であることを好む傾向があります。そのため、抽象的な思考が苦手な可能性もあります。
こんな感じの開放性が高い場合と低い場合の特徴をまとめておきましょう。


開放性が高い


  • クリエイティブ性が高い
  • 新しいことに挑戦することが好き
  • 新たな課題へ力を注ぐのが好き
  • 抽象的について考えるのが好き


開放性が低い


  • 変化が嫌い
  • 新しいことが苦手
  • 新しいアイディアが苦手
  • 想像力・創造力が豊かではない
  • 抽象的または理論的な考えが苦手



個人的考察

ということで開放性についてでした。
開放性も誠実性と同じく、勉強や仕事で非常に求められることが多く、上げていくことをおすすめしたい性格特性となっております。但し、開放性が低い場合は既存の方法を堅実に守っていく良いスキルにもなり得るのが難しい所。
やはりこの辺はバランスも大事だと思いますね(特に会社とかグループでやるときとか)