アメリカ皮膚科学会(AAD)から学ぶ、スキンケアの秘密を見てみよう! その32「60代・70代におけるスキンケアのポイント6つ」
先週の続きです。
今回もアメリカ皮膚科学会(AAD)のサイトに載っているスキンケアの秘密ってのを見ていきます。
アメリカ皮膚科学会(AAD)による「60代・70代におけるスキンケアのポイント6つ」
今回は、アメリカ皮膚科学会(AAD)による「60代・70代におけるスキンケアのポイント6つ」を見ていきたいと思います。
なんでも60代、70代になると、今まで問題なかったのに、お肌が乾燥したり、刺激を感じたりするようになることがあるんだとか。
具体的には以下のようなお肌の変化があるとのこと。
- カサカサなどの乾燥肌になる。
- 薄くなったり、紙のようなぺらぺらした感じに見え始める。
- かゆみが起こる。
- シミ、シワ、たるみが増える。
- 斑点(はんてん)ができやすくなる、目立つ。
- 皮膚感染症にかかりやすくなる。
- あざができやすくなる。
- 発汗量が減る。
- 肌トラブルの治りが遅くなる。
理由は、加齢によって皮膚が薄くなったり、お肌の水分量が減りやすくなったりするためらしい。また、服薬や持病の影響ってのも考えられるそうな。
但し、適切なスキンケアを行うことによって、お肌の感触や見た目などが改善し、快適に過ごせるようになるとのこと。
ではAADの皮膚科医がおすすめする方法を見てみましょう…!
- 入浴方法を見直すべし…!:入浴方法を少し変えるだけで、乾燥やかゆみを軽減または緩和し、深刻な肌トラブルを防ぐことができるそうです。具体的には以下の方法を行うといいとのこと。
- 刺激の少ない・無香料の保湿石鹸・洗顔・ボディソープ・シャンプーを使うべし…!:まずは入浴時に使っているものの見直しから始めると良いそうです。具体的には、刺激の少ない・無香料の保湿石鹸・洗顔・ボディソープ・シャンプーを使うといいとのこと。因みに保湿成分はグリセリン、ヒアルロン酸、ラノリンなどが入った物を選ぶと良いらしい。これによりお肌の乾燥やかゆみを抑えることが出来るそうです。
- 熱いお湯は避け、ぬるま湯にすべし…!:熱いお湯はお肌の油分を奪っちまいまして、結果、乾燥を引き起こします。特に寒い時期なんかは熱い湯船や熱いシャワーを浴びたくなりますが、ぬるい温度にしておくと良さげ。
- 柔らかい布でお肌を洗うべし…!:スポンジやバスブラシはお肌を刺激する可能性があるそうな。そのため、柔らかい布で洗うと良いとのこと。
- 入浴やシャワーの時間は短くすべし…!:入浴時間やシャワーの時間は長くなればなるほど、お肌の油分を奪い、乾燥リスクを上げます。そのため、入浴する際は、5分から10分程度にすると良いんだとか。
- 入浴後は、お肌の水分を優しく拭き取りつつも水分を少し残すべし…!:お風呂から上がったら当然バスタオルで体中の水滴を取りますが、その際、タオルを当てて、押すようにとるといい感じ。逆にこする感じはなるべく避けたほうが良いみたい。また、風呂上がりに保湿剤を塗る際、お肌に水分が残っていると肌の潤いを保つのに役立つそうな。そのため、優しく拭き取りつつも水分を少し残すと良いそうです。
- 入浴後3分以内に保湿剤を塗るべし…!:入浴後は見る見るうちにお肌から水分が飛んでいきます。そのため、水分量を閉じ込め、乾燥を和らげ、お肌のバリア機能を回復させるためにも3分以内に保湿剤を塗るといいそうな。因みに乾燥肌が気になる方は日中も保湿剤を塗ったほうが良いとのこと。それとお肌がめっちゃ乾燥している場合は、クリームよりも軟膏タイプが良いらしい。理由は、軟膏タイプはクリームよりもお肌の水分を保持する効果が高いからとのこと。
- 入浴剤の使用は避けるべし…!:保湿効果のある入浴剤ってのが巷にありますが、60代、70代の場合はあまり使わないほうが良いとのこと。というのも滑って転倒するリスクが高まるそうな。まぁ、風呂上がりに保湿剤を塗ればいいだけなんで、そういうリスクは避けておいたほうが良いかもですね。
- 空気が乾燥していると感じるときは、加湿器を使うべし…!:冬は暖房(ストーブ)、夏は冷房(エアコン)って感じで、意外と年中、空気中の湿度は下がりがち。そして乾燥した空気はお肌の乾燥やかゆみをもたらすんですな。そのため加湿器を使うと良いそうです。因みに室内の湿度は45%~60%をキープすると乾燥やかゆみを防げて良い感じ。
- 家事やガーデニング時は手袋をつけるべし…!:刺激の強い化学物質や日光などは、お肌を刺激したり乾燥させたりする可能性があるとのこと。そのため手袋をつけると良いそうです。
- お肌を太陽から守るべし…!:太陽光(日光)は、シワ、シミ、あざ、色素沈着を引き起こします。そしてすでにそれらがあったとしても、それ以上多くなることを防ぎ、皮膚がんリスクを下げるためにも対策は行ったほうが良いとのこと。具体的には以下のことを行うと良いそうです。
- 日焼け止めを塗るべし…!:日焼け止めは、新たなシミや色素沈着を防ぎつつ、乾燥やお肌の薄さを軽減する必須アイテム。更に皮膚がんリスクも下げてくれるんですな。太陽からの有害な紫外線を防ぐためにもぜひ塗っておきましょう。因みに日焼け止めはSPF30以上、広範囲、耐水性を使うと良い感じ。また外にいる間は服で覆われない全てのお肌に塗るよう心掛けると良いそうです。
- 外では日陰に入るべし…!:外にいるときはなるべく日陰に入ったほうが良いそうな。また、太陽光が最も強い午前10時から午後2時の間は特に日に当たらないようにしたほうが良いとのこと。
- 肌を守る服を着るべし…!:お肌を日光から守るために長袖のシャツやズボン、つばの広い帽子などを身に着けると良い感じ。併せて、UVカット機能付きのサングラスや紫外線遮蔽率(UPF:UVカット率)が書かれた物を選ぶと良いんだとか。
- 無香料製品を使うべし…!:香水やコロン、香料入りのスキンケア商品は、お肌を刺激する可能性があるとのこと。そのため、乾燥やかゆみのあるお肌を治したり、再発を防ぐためにも無香料製品を使うと良いそうです。
- 皮膚がんがないか観察すべし…!:50歳前後になると、皮膚がんリスクが高まります。そして年を取れば取るほど、そのリスクは更に高まるんですな。但し、皮膚がんは早期発見により、切除できれば、多くの場合、それだけで治療は完了するとのこと。ただ、転移すると、治療はより困難になるそうな。そんな皮膚がんはセルフチェックが出来まして、いつもと違う斑点、変化が見られる斑点、かゆみのある斑点、出血のある斑点がないか見てみると良いとのこと。そして怪しい場合は迷わず皮膚科を受診すると良いんだとか。
個人的考察
上記を見ていると、乾燥肌の人やお肌の弱い人も参考にできそうだなーと思いました。
