「障がい種別ごとの基本を抑えよう!」シリーズの続きです。
今回は、「身体障がい:肢体不自由」編です。
それでは早速見ていきましょう。



肢体不自由ってなに…?

肢体不自由とは、上肢や下肢、体幹に障がいがあり日常生活に支障をきたしていることを言います。上肢ってのは腕や手、下肢は脚、体幹は上半身と頸部って感じですな。
原因は先天性な物と後天性な物がありまして、

  • 脳性麻痺や脳血管障害
  • 脊髄損傷、頭部外傷、切断、骨折、麻痺

等が考えられます。
また、二次障がいの場合も考えられ、例えば、交通事故に遭い、身体障がいになったが、他にも視覚障がいや高次脳機能障がいにもなったってパターンもございます。



随伴障がい(随伴障害)ってなに…?

随伴障がいとは、肢体不自由が生じた原因により、他の障がいが併せて発生することを言います。
例えば、

  • 障がい部分の痛み
  • 感覚が鈍くなる
  • 体温調節がうまくいかない
  • 排尿や排便に障がいがある
  • てんかん発作が起きるようになる
  • 知能に障がいが起きる

などですね。
これらは個人差もありますんで、確認しつつ、適宜、配慮していくことが望ましいかと。
更に後天的な場合、これまで出来たことが出来なくなり、身体障がいが起きる前と起きた後の自分を比べ、その違いの大きさに愕然とする方も多いのが実情です。そこから精神障がいなどの二次障がいを発症するケースも少なくありません。そのためこの辺は支援でも注意が必要ですね。



肢体不自由の方への支援のポイントと配慮事項

先天的な物か後天的な物かなどによって支援方法は変わりますが、主だったものをバーッと書いておきます。

  • 杖や車いすなどを含め、歩きやすいよう、シンプルな通路、通路の整理整頓、動線の確保、作業スペースの確保をする。
  • 段差や階段、スロープ、手すりの有無、トイレの形とトイレ内の空間の広さなどを確認する。
  • 治具を作る。
  • 気候や天候によっての通勤、体調の変化について確認する。
  • 必要に応じて在宅支援も検討する。
  • 必要に応じて取りやすい、使いやすい位置に物を置く。



個人的考察

本人と面談しながら、適宜、配慮事項を一覧にまとめておくとよろしいかと思います。



参考文献