先週の続きです。
引き続き、2020年にアル・クッズ大学が発表した、レビュー論文を見ていきます。



アルツハイマー病の流れ

お次はアルツハイマー病の流れについて見ていきます。
ステップは大きく以下の4つに分かれるらしい。

  1. 無症状・数年以上続く前臨床期:この段階は、軽度の記憶喪失や皮質と海馬の初期の病理学的変化があるとのこと。但し、日常生活に支障を感じる事は無く、アルツハイマー病の臨床徴候や症状もないみたい。
  2. 軽度・初期:この段階は、日常生活に支障をきたす集中力と記憶力の低下、場所と時間の見当識障害、気分の変化、うつ病の発症など、いくつかの症状が現れた状態。
  3. 中度:この段階は、大脳皮質領域に広がり、記憶喪失の増加、家族や友人の認識の困難、衝動制御の喪失、読み書きや会話の困難が生じた状態。
  4. 重度・末期:この段階は、老人斑(アミロイドβ)と神経原線維変化(タウタンパク質)が重度に蓄積し、疾患が皮質全体に広がった状態。進行性の機能障害と認知障害が生じ、家族を全く認識できなくなる。また、嚥下や排尿も困難となり寝たきりになる可能性も。最終的にはこれらの合併症により死亡する。

実に嫌になっちゃう、目を背けたくなる流れですが、しっかり押さえておきたいところです…。



個人的考察

ということで今回はここまで。
続きは来週です。



参考文献

最後にご紹介します。