事例から学ぶ相関係数・相関関係・逆相関(逆相関関係)
相関係数・相関関係・逆相関(逆相関関係)ってなに…?
2015年のインディアナ大学の研究によると約7000人のインターネットユーザーを対象に調査した結果、ネコの動画を見ると良い事尽くしだったそうです。…っとその前に以前の熊野先生の研修動画の復習をしておきましょう。なぜ急に…?って思った方への回答を書いておくと、これから使うからです(笑)
何かを調べた時にそれってどれぐらい効果があるの…?って指標が必要ですよね…?そこでよく登場するのが相関係数になります。相関係数は-1.0~1.0で表しまして、熊野先生は、
- 0.2~0.4→小さい効果
- 0.4~0.7→中程度の効果
- 0.7~→大きな効果
と話してしました。
一方で、
- 0~0.3未満→ほぼ効果なし
- 0.3~0.5未満→小さい効果
- 0.5~0.7未満→中程度の効果
- 0.7~0.9未満→大きな効果
- 0.9~1.0→かなり大きな効果
って話もあります。
まぁ、大体の指標として覚えておくと便利だったりします。
そして、実験の回数が増えれば増えるほど、相関係数も比例して高くなる場合を相関関係があるなどと言います。例えば、週1回リラックス法を試したら相関係数が0.5だったけど、週3回リラックス法を試したら相関係数が0.8になった…!みたいな場合ですね。
逆に、実験の回数が増えれば増えるほど、相関係数が反比例して低くなる場合を逆相関(逆相関関係)があるなどと言います。例えば、1ヶ月に1カップコーヒーを飲んだら死亡率の相関係数が1.0だったけど、1日に6カップ以上コーヒーを飲んだら死亡率の相関係数が0.8になった…!みたいな場合ですね。
逆に、実験の回数が増えれば増えるほど、相関係数が反比例して低くなる場合を逆相関(逆相関関係)があるなどと言います。例えば、1ヶ月に1カップコーヒーを飲んだら死亡率の相関係数が1.0だったけど、1日に6カップ以上コーヒーを飲んだら死亡率の相関係数が0.8になった…!みたいな場合ですね。
んで、話を戻して、冒頭の研究ではネコの動画を見た人は、
- 元気になった…!(メンタルに良い効果があった…!)→0.6
- 不安が軽減した…!→0.6
- イライラした気持ちが落ち着いた…!→0.48
- 悲しみが減った…!→0.57
- やる気がアップした…!→0.6
- 先延ばし、自己嫌悪が減った…!→0.6
- 幸福度が増した…!→0.53
- ポジティブになった…!→0.58
という素晴らしい効果だったそうな(ゆるい研究ですが)
では、先程の相関係数に当てはめて見てみると、
- 元気になった…!(メンタルに良い効果があった…!)→中程度の効果
- 不安が軽減した…!→中程度の効果
- イライラした気持ちが落ち着いた…!→小さい効果~中程度の効果
- 悲しみが減った…!→中程度の効果
- やる気がアップした…!→中程度の効果
- 先延ばし、自己嫌悪が減った…!→中程度の効果
- 幸福度が増した…!→中程度の効果
- ポジティブになった…!→中程度の効果
という感じとなります。
分かるとちょっと面白いですよね。
個人的考察
ということで、ネコの動画を見よう…!って話をここまで引っ張ってみました(笑)
個人的にはネコ以外でも(例えば犬とか他の動物でも)好きな動物なら上記効果が得られそうな気がするんですがどうなんでしょうね~?
因みにかわいい動物や小動物の動画をみると生産性が上がるって研究もありますんで、見ておいて損はないかと思います。
因みにかわいい動物や小動物の動画をみると生産性が上がるって研究もありますんで、見ておいて損はないかと思います。
では最後にネコ動画をどうぞ。