科学的にみてポケモンGOみたいな位置情報ゲームって健康に良いの?事故とかのデメリットって本当のところどうなの?って話 その1
ついこの間まで毎週月曜日に線維筋痛症の話をご紹介しておりました。それも一区切りついたところだったんですが、引き続きなんか毎週月曜日にご紹介したいな~と思いまして…。
そもそも土日は仕事が休みで記事を見ることも少ないと思いまして、食事関係の記事をメインとし、さらりとみられるようにしておりました。そんでもって、まとめて月曜日にご覧いただくこともあろうかと思いますので、月曜の内容も負担の少ない物にしていこうかと。週の始めなんで忙しいですし…。
更に雑学の記事の少なさも地味に気になっておりましたので、月曜日は雑学メインで行こうと思います。どうしても、皆さんに有益な情報を…!と思うと堅苦しい内容になっちゃい雑学記事が全然なくなっていたんですよね。
ということで、それらをまとめて解決する方法として今回から新しい試みを試してみようかと。
んで何をするのかといいますとゲームに関する研究のご紹介です。ゲームといってもここで取り上げるのはTVゲームやビデオゲームといったジャンルの物です。また、ゲームの研究は数がめちゃくちゃ多くて内容も多岐にわたるんである程度絞っていこうかと思っております。
では何をご紹介しようか…?ということで、スマホゲー、特に位置情報ゲームについての研究をご紹介していきます…!
ご存知の方も多いように、位置情報(GPS)とAR(拡張現実)を使ったスマホゲーはいくつかございまして、一番有名なのはナイアン(Niantic:ナイアンティック)のポケモンGOでしょう。最近だとモンハンNOWがリリースされましたね。他にもイングレスとかハリポタGO(サービス終了)もありますな。開発元は違いますが、ドラクエウォークってのもありますね。
まぁ、社会現象になったのはポケモンGOだったんで(海外を含む)、研究のほとんどはポケモンGOを使ったものが多いんですが、位置情報ゲーであれば大体同じとみていいでしょう。因みにポケモンGO…?何それ…?な方は公式サイトをご覧いただくとよろしいかと思います。
それとポケモンGO(Pokémon GO)のリリースは2016年7月6日だったのですが、日本は屈辱の出遅れで2016年7月22日リリースだったんですよね(おのれジョン・ハンケめ…)。なんで、リリースからもうかなり経っているんですが未だに研究はいくつか発表されていたりします。まぁ、ピークは2016~2018年なんでその辺の研究がメインになりますが。
最後に、今回からご紹介する研究の質はゆる~い物が多いですので予めご了承ください。また、メリットがあるよ…!って研究もデメリットがあるよ…!って研究もご紹介していくつもりなんで、その辺も楽しみながら見て頂けたらと思います。
ポケモンGOがリリースされて3ヶ月が経ったからメリット・デメリットをまとめてみた…!
2016年のウィリアムズ大学などの研究によると、ポケモンGOについてレビューしてみたそうです。
因みにこの研究は2016年10月に発表されたものなんで、ポケモンGOのサービス開始からわずか3か月後に発表されたものになります(ポケモンGOのリリースは2016年7月6日)
そもそもポケモンGOはリリースからわずか1週間以内に6,500万人以上のプレイヤーが出るほどの人気を博しておりました。そしてプレイヤーの多くは幼い子どもだったらしい。
そもそもポケモンGOはリリースからわずか1週間以内に6,500万人以上のプレイヤーが出るほどの人気を博しておりました。そしてプレイヤーの多くは幼い子どもだったらしい。
んで、ゲームには様々なメリットがあるのですが、ポケモンGOのような位置情報ゲームは子どもの安全と身体的健康に特定のデメリットをもたらす可能性があるとして、
- 親は子どもがポケモンGOをする際の決まりごとを決めておくことを強くおすすめする…!
としているんですよね。
まぁ、正直ポケモンGOに限らずテレビゲームやスマホゲー全般で良く聞く話ですな。
では研究者が挙げているポケモンGO(位置情報ゲー)のメリットとデメリットと見ていきましょう…!
まずはポケモンGOのメリットから。
- 運動頻度がアップする:ポケモンGOはGPSを使っているので現実に歩いてポケモンをゲットしに行かにゃ~なりませんので(位置偽装は別ですが)当然毎日の歩数が増えます。歩くことのメリットは当ブログでもさんざん紹介してきたとおりでして、しかもレアポケモンが湧いた日にはIWT(インターバル・ウォーキング・トレーニング)よろしくで早歩きしまくりです。
- 社交性(コミュニケーション能力)がアップする:インターネットにつながったゲームで会話をしたり、チャットをするのはこれまでにもありましたが、現実に会ってゲームをしてコミュニケーションをとっていく機会は友達の家で一緒にゲームをするというような状況以外稀な話。しかし、社会現象にまでなっているポケモンGOのプレイヤーは非常に多く、また知らない人でも同じゲームや目標があるので自然とコミュニケーションをとったり社交的になっていくことが考えられます。ラプラス(当時のレアポケモン)が湧いた情報を皆で共有し、皆で取りに行って問題になった…!って話は有名でしょう。
- 外での活動が多くなる:最初に挙げたとおり、ポケモンGOは現実に歩いてポケモンをゲットしに行くんで、当然従来のゲームのように家の中で行うことをメインとしておりません。野外にガンガン出てポケモンをとりまくる必要がありますので当然外での活動がメインとなります。外、特に自然のメリットも当ブログで何度もご紹介している通りなので、健康に良いと言えるでしょう。
続いてポケモンGOのデメリットについてです。
- ケガのリスクが増える:歩きスマホは危ない…!の代名詞にもなったポケモンGOですが、なんせスマホを見てポケモンをゲットして移動して…を繰り返すゲームなんでどうしても歩きスマホになりがち。結果、転んで怪我をするリスクが増えるのは当然でしょう。
- 誘拐のリスクが増える:画面(ポケモンGO)に夢中で気付いたら危ない路地に入っちまった…!ってのは当然有り得る話。また、夜にレアポケモンが湧くと危険でもとりに行きたくなるなんてことはあるでしょう。海外では誘拐事件はめっちゃ多いんで確かに気を付けましょうと言うのは分かりますな。特にこれはアメリカの研究なんで尚そう思いますね。
- 不法侵入してしまうことがある:ポケモンGOでレアポケモンが湧いたのが私有地だったり立ち入り禁止エリアだったりすると困っちゃうのは容易に想像できるはず。結果、誘惑に負けて不法侵入なんてことになることも。日本だと上記で挙げたラプラス事件が有名でしょう。
- 暴力事件になることもある:ポケモンGOでリアルファイトに発展する…!ってのは界隈では有名な話。特にジム置きについては、近隣住民とのトラブルやジム管理人(家からジムが届く人)との揉め事、果てはジムを壊した時の粘着(嫌がらせでずっと後を付けられる)などリアルに会うゲームだからこその問題もあったりします。
- 金がかかる:他のスマホゲー同様、ポケモンGOも基本無料のゲームではありますが、当然課金システムがございます。そのため課金の誘惑が常に付きまとうのは自明の理でしょう。また、ポケモンGOはリリース当初、地形によって出やすいポケモンがいたり、公園が巣(特定のポケモンがたくさんいる)になっていたりしました。そのため、遠征して交通費がかかるなどといった従来のゲームにはない出費がかかる事も。ミニリュウ欲しさに不忍池に夜通しいた人たちがいましたからね。
上記のメリットデメリットから研究者曰く、
- 小児科医は、ポケモンGOの安全面と注意事項について親と子どもにカウンセリングを行い、多感な青少年に適切なルールを設けていくことが重要だろう。また親や小児科医は、様々な人々を魅了するポケモンGOという人気のあるゲームについてもっと知っておくべきだ。子どもたちがケガや犯罪に巻き込まれないよう守るため、ポケモンGOのゲームを規制し、潜在的なリスクに気を付けていく必要性があるだろう
としています。
やっぱテレビゲームが出たころの問題がポケモンGOで再燃した感じですね。
個人的考察
ということでまずはポケモンGOリリース当初の研究をチェックしてみました。
こんな感じで、毎週月曜日は雑学としてポケモンGO(位置情報ゲー)の研究を見ていきますのでよろしくお願い致します。