んでその話も一旦終了となりまして、今回からお茶、特に緑茶の話でもしていこうかと思っております。というのもコーヒーに負けず劣らず緑茶もかな~り良い飲み物なんですよね。
ということで早速見ていきましょうか。



「紅茶vs.緑茶」抗酸化力で勝つのはどっちだ…?って研究の話

2002年のソウル大学校の研究によると、紅茶と緑茶の抗酸化物質・抗酸化作用について調べてみたそうです。
そもそも、

  • 紅茶:テアフラビンというポリフェノールが含まれている
  • 緑茶:カテキンというポリフェノールが含まれている

って感じで、どちらにも抗酸化物質が入っているんですよね。
ではどっちが抗酸化力が勝るのか…?ってことで今回チェックしてみたんだとか。具体的には、ヨーロッパやアメリカで市販されているお茶の総ポリフェノール含有量と抗酸化力を測定してみたとのこと。
どんな手順かと言いますと、

  1. 緑茶と紅茶をそれぞれ用意する
  2. 200mlの水を100℃のお湯にする
  3. お湯を注いで2分間蒸らす
  4. 最後に抗酸化力を計ってみる

って感じ。
因みに抗酸化力は抗ラジカル作用で見てみたらしい。
気になる結果はこのようになっておりました。

  • 紅茶には、124mgのポリフェノールが含まれていた…!
  • 緑茶には、165mgのポリフェノールが含まれていた…!
  • 紅茶の抗酸化力(ビタミンC相当量)は1杯当たり239mgだった…!
  • 緑茶の抗酸化力(ビタミンC相当量)は1杯当たり436mgだった…!

つまり、抗酸化力は緑茶の勝ち…!ってことになりますな。それにしても結構な差ですね~。
因みに理由については緑茶のカテキン、特にEGCGが多いのが原因みたいです。