引き続き、21世紀の狩猟採集民になる方法について見ていきます。



私たちの遠い祖先はどれぐらい運動をしていたのか…?

最後に狩猟採集民の運動について見てみます。
そもそも旧石器時代の祖先は、食料や水、安全の確保といった行動の為、日々懸命に動きまくっておりました。つまり私たちは遺伝子は極めて活動的なライフスタイルを送るように設計されているんですな。
それらは座りがちな生活によって引き起こされる肥満や高血圧、メタボ、糖尿病、心血管疾患リスクなどでも現れており、一方で定期的な運動はこれらのリスクを下げることも一貫して示されております。
では私たちの遠い祖先はどれぐらい運動していたのでしょうか…?
まず食料などを求めて狩猟・採集を行っていた旧石器時代の人々は、毎日約8~16km(5~10マイル)を歩いたり走ったりしていたとのこと。
また毎日さまざまな身体活動を行っていたそうな。具体的には食料の確保と安全のために、

  • 物を持ち上げる
  • 運ぶ
  • 登る
  • 体を伸ばす
  • 踏む

などなど、必要なことは何でも行っていたとのこと。
それと大事な事として激しい運動をした後は、休息日を設けていたみたい。
これを現代に置き換えるならば、狩猟採集民は、有酸素運動、筋トレ、ストレッチを組み合わせたクロストレーニング(クロスフィット)を行っていたと言えるでしょう。


21世紀の狩猟採集民になる方法についてのまとめ

21世紀の狩猟採集民になる方法について、最後にまとめておきます。

  • 加工されていない自然で新鮮な食品(=未加工食品)を食べて、高度に加工された食品(加工食品・超加工食品)や高GI値の食品は避けよう…!
  • 果物や野菜、ナッツ、ベリー類を多く食べよう…!
  • 精製穀物や砂糖を少なく摂るよう意識しよう…!
  • ベリー類、プラム、柑橘類、リンゴ、メロン、ほうれん草、トマト、ブロッコリー、カリフラワー、アボカドなどといった栄養価が高く低GI値の果物や野菜を積極的に食べよう…!
  • 魚や植物由来のオメガ3脂肪酸の摂取量を増やそう…!
  • トランス脂肪酸を完全に避けよう…!
  • 飽和脂肪酸の摂取量を控えよう…!
  • 揚げ物、マーガリン、お菓子、その他の加工食品・超加工食品を排除しよう…!
  • 飽和脂肪酸の代わりに一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸(主にオメガ3脂肪酸)を摂取しよう…!
  • 皮なしの鶏肉、魚、ジビエ肉、赤身肉の赤身部位など、低脂肪タンパク質の摂取量を増やそう…!
  • 高脂肪の乳製品、ベーコン、ソーセージといった脂肪分と塩分の多い加工肉は避けよう…!
  • オリーブオイルを使おう…!
  • 水を飲もう…!
  • 有酸素運動、筋トレ、ストレッチなど、様々な活動を通して毎日運動しよう…!出来れば屋外での活動が理想的…!

もちろん、全部を一気にやる…!は不可能なんで、自分が出来そうなところから少しずつ手を付けていくとよろしいのかな~と思います。



個人的考察

実はこのレビュー論文の発表後もパレオダイエットは定期的にレビュー論文が出ております。
例えば、

これらの中身やポイントはいずれも似た感じなんで割愛しますが気になる方は見てみるとよろしいかと。



参考文献