【まとめ】メンタル安定の為に発酵食品を食べよう!ってお話
うつ病の大きな原因の1つは腸内環境の乱れらしい…!
以前に少しブログで書きましたが、腸内環境が乱れて腸内に炎症が起き、更にそれによって全身が慢性的な炎症になることがうつ病の大きな原因の1つと考えられていますが、これは腸内細菌の数や種類が大事ってことでして、要は腸内フローラをしっかり考えていこうってことです。ご存知の方も多い通り、腸内細菌がいないと人間は生きていけない構造になっていまして、うまく共存していくことは必須であります。
まずは、加工食品を減らして腸内ダメージを減らしつつ発酵食品で腸内環境を整えていくのがよろしいかと思います。
発酵食品がメンタルに与える影響
本当に発酵食品を食べてメンタルに良い影響なんてあるの…?って疑問は誰にでも起こるはず…。そこで参考になるのが2014年のハーバード大学の論文。発酵食品を食べるとメンタルに良い影響があったそうで具体的には、
- うつ症状が起こりにくくなった
- 不安感が少なくなった
- メンタルが強くなった
- うつを発症するリスクが25~30%ダウンした
ということ。すさまじい結果ですね。理由は発酵食品の中の細菌が腸内環境を改善して、全身の炎症を抑えてくれるかららしいです。また、発酵食品は脳の健康に影響を与える潜在的な力を持っているらしいです。う~ん。すごい…。
運動頻度を増やす、発酵食品の消費量を増やすと社交不安の症状は少なくなる…!
2015年のウィリアム・アンド・メアリー大学の研究によると、プロバイオティクスを含む可能性のある発酵食品の消費量と、社交不安(人前でものすごく緊張や不安になってしまう状態のこと。プレゼンや初対面の相手と話すときなど起きる)の関係について調べてみたそうです。実験は710人の学生(男性265人、女性445人)を対象に行われたそうで、普段、発酵食品を食べる頻度、神経症傾向、社交不安についてセルフチェックをしてもらったそうな。
結果、
- 普段から運動を多くしているか、発酵食品の消費量が多いと社交不安の症状は少なくなる…!
ということが分かったそうです。
更に、神経症傾向が高い人程、発酵食品を積極的に摂取すれば、より社交不安の症状が小さくなるそうな。
人前だとすぐにあがっちゃって、
- 頭が真っ白になる…。
- 吐き気や汗、息苦しさをすぐ感じちゃう…。
って方は、今回の研究を参考にしてみてはどうでしょうか…?
具体的に発酵食品は何を選べばいいのか…?
では、発酵食品はどのようなものを選べばいいのかというと、オススメはやはり和食のような伝統的な食事が良いみたいです。これは色々な場面で良く聞く話ですね。
でもこれだけだと具体性にかけ、結局何を食べたらいいの…?って話になりますので、
などを食べるのがよろしいのではないかと。もちろん食べ過ぎは良くないのですが、毎日少しずつでいいので食べることをオススメします。因みに自分は毎日納豆1パックは欠かさず食べており、ぬか漬けやキムチはたまに食べる感じです(笑)
個人的考察
いかがだったでしょうか…?障がい者、特に精神の方はもちろんですが、支援者も発酵食品を食べることを激しくオススメします。というのも、支援者もストレスがたまる仕事なのは間違いないですからね~。ミイラ取りがミイラにならないよう自分のメンタルの維持安定は必須です。なんせ影響されやすい環境ですから。バーンアウトを防ぐためにも毎日発酵食品を食べてはみてはどうでしょうか…?
因みにこの話を当事業所内でしてみると、さっそくぬか漬けにはまった職員がいまして、その職員の友人もぬか漬けにはまってしまったらしいです。う~ん。腸内に良い細菌もこんな感じで広まる(感染する)とは夢にも思うまいな…。