今回は2015年にUNISUAMが発表した、様々な有酸素運動条件でのEPOCへの影響についてのRCT・クロスオーバーデザインを見てみます。



様々な有酸素運動条件でのEPOCへの影響について調べてみた…!

2015年のUNISUAMRCT・クロスオーバーデザインによると、様々な有酸素運動条件でのEPOCへの影響について調べてみたそうです。
軽く復習しておきますと、運動後、代謝が上がり続けることをEPOC(イーポック)というんですな。これの効果が有酸素運動の方法で変わるのかチェックしてみたって感じです。
この研究は、23~34歳の健康な男性10名が参加したもので、以下の4パターンの有酸素運動を行ってもらったというもの。

  1. VO2maxの75%で60分ランニングを行い、400kcal消費してもらう。
  2. VO2maxの75%で60分自転車を漕いでもらい、400kcal消費してもらう。
  3. VO2maxの75%で30分ランニングを行い、200kcal消費してもらう。その後60分休憩をして、再びVO2maxの75%で30分ランニングを行い、200kcal消費してもらう。
  4. VO2maxの75%で30分自転車を漕いでもらい、200kcal消費してもらう。その後60分休憩をして、再びVO2maxの75%で30分自転車を漕いでもらい、200kcal消費してもらう。

それぞれの参加者はランダムに各パターンを試したらしく、またウォッシュアウト期間は72時間としたみたい。
カロリー消費量を同じくした上で、ランニングと自転車、1回60分と2回30分で違いが出るのか見てみたって感じですな。
さて、結果がどうだったかと言いますと、

  • 全てのパターンは運動をしなかった場合よりもVO2maxが有意にアップしていた…!
  • 2回30分の方が1回60分よりもEPOCが有意にアップしていた…!
  • ランニングの方がサイクリングよりもEPOCが有意にアップしていた…!

とのこと。
この結果から研究者曰く、

  • より大きな筋肉を使う運動の方が、より大きなEPOCを得られるようだ

とおっしゃっておりました。



個人的考察

今回の研究結果をランキングにしてみると、

  • 1位→30分ランニング→60分休憩→30分ランニング
  • 2位→30分自転車→60分休憩→30分自転車
  • 3位→60分ランニング
  • 4位→60分自転車

って感じでしょうか。
こう考えると、ジムで運動する際は、有酸素運動→筋トレ→有酸素運動がEPOCにとって一番良い流れなのかしら。



参考文献