第一印象を変えるのは不可能なのか?覆す方法をフランシスと一緒に学んでみよう! その8
「第一印象を変えるのは不可能なのか?覆す方法をフランシスと一緒に学んでみよう!」シリーズのラストです。
実験6
実験6では、参加者301名(男性53.5%、平均年齢32.02歳)を対象に、実験1aと同じフランシスの話を聞いてもらったそうな。その後、フランシスの印象を聞いてみたらしい。
次に実験1aで使われた話又は新たな話のいずれかを聞いてもらったらしい。
- (実験1aと同じ)。フランシスは、隣り合うグリフィン家とウォード家が火事になっているのを見て、家に押し入った。フランシスが両方の家から持ち出したという貴重品は、幼い子供たちだった。またフランシスは心配した両親が戻ってくるまで、二人のそばにいながら歩道で待っていた。
- (新たな話)。フランシスには、過去に強盗や暴行など複数の犯罪の逮捕歴があることが判明した。近隣住民によると、フランシスは近所の子供たちをよく怒鳴りつけており、前日にはグリフィン家とウォード家の子どもが自宅の庭で鬼ごっこをしていた際、怒鳴りつけていたという。彼は貴重品を狙って、又は復讐のために、一家の家を荒らしたようだ。
その後、もう一度フランシスの印象を聞いてみたそうです。
それから3日後、参加者に連絡し、フランシスの印象を聞いてみたんだとか。つまり時間の経過によって第一印象が変わるのか見てみたってことですね。
では気になる結果を見てみましょう。
- 3日後も、火事から助けたフランシスの印象は改善したままだった…!
- 3日後も、家を荒らしたフランシスの印象は悪いままだった…!
第一印象から変わった場合、そのままの場合に関係なく、時間の経過では印象は変わらないみたいですね。
まとめ
7つの実験から分かったことをまとめておくと、以下のようになるのではないでしょうか…?- 第一印象を変えるのはやっぱり難しい…!
- 暗示的評価を変えるのは特に難しい…!
- 暗示的評価を変えるには、第一印象を決めた内容そのものを覆すことができる内容が必要…!
因みに研究者たちは、これを「再解釈」と呼んでおりまして、兎に角第一印象が悪い場合は再解釈が大事だ…!と書かれておりました。
個人的考察
ということで、なんとなく第一印象が悪くなった場合は、悪くなった出来事の再解釈をすると良さげ。ただ、その相手に考える余裕がある時じゃないとダメな事、そもそもその出来事が分からないと、違う良い話をしてもあんま意味がない事を踏まえると、やっぱ第一印象を覆すのは相当難しいのかな~と思う次第です。
