【加筆内容】運動・トレーニングをサボる(ディトレーニング)の研究を見てみる! その15
2020年のドイツ体育大学ケルンなどの研究によると、若者はどれぐらい筋トレをサボって良いのか調べてみたそうです。
そもそも若者アスリートってのは長期的にトレーニングが出来なくなる時がたびたび訪れます。例えば、シーズン終了後とか、テスト期間とか、休校の時とかっすね。
そしてこれまで見てきたように、成人のディトレーニングの効果を調べた研究はたくさんありどれぐらいサボるとどうなるのか少しずつ分かってきているものの、若者についてはあんま良く分からない、結果が一貫していなかったんですな。
そこでチェックしてみることにしたみたい。
この研究は、ドイツのジュニアサッカーリーグのオフシーズン中に行ったもので、参加者は、ドイツの1部リーグのU16とU19のチームに所属している47名の若者選手たち。この中の男性21人(平均年齢16±0.7歳、年齢範囲15〜18歳)に協力をお願いしたらしい。
んでまずは、以下のどちらかのトレーニングを行ってもらったんだとか。
- ブロック式のピリオダイゼーション(9名)
- 日ごとのピリオダイゼーション(12名)
トレーニング内容の詳細については割愛しますが、かなり細かく設定、書かれておりまして、種目もかな~り多岐にわたっておりました。
またどちらのトレーニングも週3回12週間行ってもらったとのこと。
そして12週間後、今度は3週間トレーニングを中止してもらったそうな。因みにこの時は筋トレもサッカーのその他のトレーニングも全部禁止にしたみたい。
併せて、実験スタート時、12週間後(運動終了後)、その後の3週間後(ディトレーニング後)に、体重、脂肪量、筋肉量から、最大筋力、筋瞬発力など様々な体組成、運動パフォーマンスを測定したんだとか。
最後にこれらのデータを統計処理したそうです。それでは結果を見てみましょう。
- どちらのグループも運動パフォーマンスは同じぐらいアップしていた…!
- ディトレーニングによって、脂肪量が増加(ES=0.14)、筋肉量が減少(ES=-0.18)していた…。
- 但し、それ以外の測定値は全て変わっていなかった…!
- トレーニング前と比較しても依然として測定値は高かった…!
ほほー。なるほどね~。ほぼ影響がないと言えましょうか。
この結果に研究者曰く、
- 若者アスリートが3週間のディトレーニングを行った場合、以前に行っていたトレーニング方法に関係なく、筋肉の厚さや筋力、運動パフォーマンスに影響を与えなかった
とのこと。
