EUREKA(エウレカ・ユーリカ)の発動条件
今回はEUREKA(エウレカ・ユーリカ)について書いていきたいと思います。
EUREKA(エウレカ・ユーリカ)ってなに…?
あれがEUREKA(エウレカ・ユーリカ)です(以下「エウレカ」という。)要はエウレカとはひらめきやアイディアのことを言います。ひらめきとは確信はあるが理由が説明できない状態のことで勘なんてのもこれに該当するかと…。因みに「ひらめき=なんとなく」ではありません。本当のひらめきとは「ひらめき=最高最速の判断」のことを言います。この当たりは勘の仕組みと同じですね。
エウレカの発動条件…!
なんか魔法の発動条件みたいな見出しになってしまいましたが(笑)無意識に答えを出す5つのエウレカ条件を書いていきます。これはエール大学の心理学者ロバート・スタンバーグとトッド・ルバートさんの研究を参考にしていまして、5つのエウレカ条件は
- 知識があること
- 常識を身に着けてから疑う
- 個性
- 内発的動機で行動
- 切磋琢磨する仲間
ということです。これだけだとよう分からんので具体的に掘り下げていきます。
1. 知識があること
兎にも角にもまずは知識が必要です。勉強などで獲得したアイディアやイメージが多いほどエウレカが起きやすいそうで、アイディアは意外な組み合わせから生まれるみたい。アンドリュー・ワイルズさんがフェルマーの最終定理を解けたのは基礎知識の組み合わせだったそうです。
2. 常識を身に着けてから疑う
そもそも下地がなければ良いアイディアは生まれないということで、常識を身に付けるのが先決。その後に疑おうって感じです。基礎知識を習得して本質を見極めて分解。本質を新たな視点から再定義するって感じがエウレカには重要なんだとか。3. 個性
基本があるだけでは良いアイディアが生まれない。ということで、個性は必須。自分の個性を信じてリスクをとったり、リスクや壁を乗り越えて新しい経験を求めたり、失敗した後も気にせず前に進む力だったりが必要とのこと。誰もたどり着けないエウレカにたどり着くには自分を信じる力やGRIT的な要素が必要みたいですね。
4. 内発的動機で行動
他人から与えられた期限やノルマでいやいややるのではなく、自分がやりたい、楽しいからやる、行動するってのが内発的動機で行動するという意味です。義務感や外的圧力より興味、満足感や挑戦による達成感を得られるのかが重要で、 とある実験では作品が評価されると伝えるだけで創造性が低下したんだそうな。要はやりたいことに憑りつかれろ…!時間も忘れ没頭しろ…!って感じ。もちろん、言われる前に行動しなければいけないのは言わずもがな。
5. 切磋琢磨する仲間
カリフォルニア大学の天才研究で有名なディーン・キース・サイモントンさんによると2026名の天才たちを調べた結果、孤独な天才はほぼいなかったそうです。励まし、競争し、学べる強敵(友人)が必要ということ。ここで注意が必要なのは誰でもいいわけではないし、多けりゃいいわけでもないみたい。二人のスティーブなんてわかりやすい例ですよね。「POWERS OF TWO 二人で一人の天才」なんて本もありますし…。個人的考察
まとめると、知識をたくさん持ち、常識を身に付け、クリティカルシンキングを行い、個性をもって自主的、能動的にライバルと競ってやっていく。これがエウレカ発動条件ですね。でもこれだけだと、なかなか難しい…!って感じなので、具体的行動はっていうと…次回に続きます(笑)
参考文献
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