前回ダークトライアドやシャーデンフロイデのところでちょこっと紹介したカバードアグレッション。
今回はこちらについてもう少し詳しく書いてみたいと思います。



カバードアグレッションってなに…?

カバードアグレッションとは隠れた攻撃性のことを言い、本人の前では良い人を装っているのですが、他の人の前ではその人の悪口を言うみたいな裏切る人、嘘を言う人のことをいいます。
例えば、Aさんが「上司Bさんのやさしいところが良いところなんだけど、厳しくいうときに困るだろうね~」と話したとします。それを聞いたカバードアグレッションの人は上司Bさんに「Aさんが上司Bさんが厳しくいえない人だと悪口を言っていた」みたいに言う事を言います。他にも知っているのにわざと知らないふりをしたり、逆に忘れたふりをしてつい言ってしまったと嘘をついたりするのもカバードアグレッションです。まぁ、一言でいうならかかわらない方が良い「ヤバい人」ですよね…。
上記の例の通り、カバードアグレッションにはいくつか種類があるみたいで、まとめると、

  • 編集型の嘘→大事な所を省いて誤解を与えやすいような情報を作る
  • 時系列の嘘→過去を掘り出して時系列をあべこべにして情報を作る
  • 無知を装う嘘→知っているからこそ知らないふりをして情報を作る

という感じらしい。怖いですね~。

対策についてはカバードアグレッションの手口を理解し、事実に基づいて論破していくのが重要みたい。とはいえ、一度フェイクニュースを信じた人を説得するのはかなり難しいのでやはりこういった方とは慈悲の心で接したり、距離を置くのが良さそうです。



個人的考察

防犯でもいえることですが、やはりこういったことは自己防衛の為に手口を知っておくことが重要と言えます。だって自分を見失わず冷静に客観的に対処対応ができますからね~。