どうやらガン予防(というか健康全般)のポイントは食生活っぽいって話です。
しかし、マッカリソン博士の研究は100年近く前の動物実験なんで、これが人間にも当てはまるのか…?本当なのか…?ってのは気になるところですよね。
そこで本日は西洋の病気の発症と予防についてのレビューを見ていきます。



ガンの発症率アップの原因は食事と既知の健康危険因子…!

1981年のイェール大学の研究によると、西洋の病気の発症と予防についてレビューしてみたそうです。
このレビューでは、世界中のあらゆる地域から集められた集団の人口統計や食文化、疾患率や死亡率をチェックしておりまして、具体的にはエスキモー(イヌイット)やオーストラリアの原住民、太平洋諸島の民族、南アフリカの人々、ハワイの民族、台湾と中国の人々などを調べたんだとか。また34人の研究者の大半が医師だったそうで、実際に上記の人たちとともに生活し、仕事をした経験が豊富とのこと。生活スタイルとしては狩猟採集民族、農耕民族、移住民族、混血民族、極東の民族なんかがいたそうで、共通点も見つかったそうな。
ということで全てに共通していたのは、


ってことだったらしい。
また乳がんや肺がんなどのガンの発症率は西洋の方が高かったそうで、まさに予想通りの結果だったみたいです。



個人的考察

このレビューでは食事以外の他の要因も出てきましたね。
それでは次回、世界のガンを調べたハーバード公衆衛生大学院の研究を見てみましょう…!



参考文献