世の中には色々なダイエットがございまして、たま~に今でもテレビなんかで登場するのが、

  • 低脂肪食ダイエット
  • 糖質制限ダイエット

です。
どちらも根強い人気がございますが、正味なところダイエット効果ってどの程度なのか…?
今回はそこん所を調べた研究を見ておきましょう。



1年以上という長期で見た場合、糖質制限ダイエットの方が低脂肪食ダイエットよりも優れている…!

2015年のハーバード大学の研究によると、低脂肪食ダイエットは他の食事ダイエットよりも減量効果が高いのかRCTの系統的レビュー・メタ分析で調べてみたそうです。
まず研究者たちは、MEDLINEやEmbase、コクランのデータベースを用いて該当する研究を検索してみたそうな
またこの時長期のダイエット効果(1年以上の効果)を比較したRCTのみをピックアップしていったらしい。すると3,517件がピックアップできたとのこと。次にこの中から質の高い研究を選んで行ったそうで、最終的に基準を満たしていたものは53件の研究だったそうな。
この53件の研究の総サンプル数は68,128人だったそうで、これらのデータをメタ分析にかけて系統的レビューを行ったそうです。
その結果、

  • 糖質制限ダイエットは、低脂肪食ダイエットよりも減量効果が高かった(1.15kg)
  • 低脂肪食ダイエットは、高脂肪食ダイエットよりも体重変化に差がなかった(0.36kg)
  • 低脂肪食ダイエットは、普通の食事よりも減量効果が高かった(-5.41kg)
  • 低脂肪食ダイエットと高脂肪食ダイエットの減量効果は同じぐらいだが、低脂肪食ダイエットの方が減量には効果があった

みたいです。
1年以上という長期で見た場合、どうやら糖質制限ダイエットの方が低脂肪食ダイエットよりも優れているみたいですねー。



個人的考察

まぁ個人的には糖質や脂肪を減らした分、タンパク質を多くとるようになったかの方が大事な気がしますねー。
ご自身が続けやすく、極端にならないのであれば、低脂肪食ダイエットよりも糖質制限ダイエットの方が良いということで。



参考文献