誰しもなりたくない病気の一つに認知症というものがございます。
認知症はアルツハイマー型認知症や血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症といったようにいくつかの種類がございまして、その中で最も多いのがアルツハイマー型認知症となります。
その割合について、2011年のコロンビア大学の研究なんかを見てみると、アルツハイマー病による認知症が全体の60~70%を占めているんだとか。
そんな認知症予防に運動が使えそうだよ~って研究を今回見ていきます。



認知症の予防・対策には運動が良い…!

2014年の青島大学の研究によると、薬を使わないで軽度認知障害を予防、改善する方法はないのか調べてみたそうです。
まず研究者たちは、MEDLINEやEMBASE、コクラン、BIOSISプレビューといったデータベースを用いて該当する先行研究を検索してみたそうな。またその際、認知的な介入と運動療法を用いた介入のRCTをピックアップしていったとのこと。
次にピックアップしたデータをメタ分析にかけてみたんだとか。つまりこの研究はRCTのメタ分析ってことですね。
気になる結果はこんな感じ。

  • 認知症に認知的介入は有意な効果(SMD=0.37)があった…!
  • 特に実行機能に有意な効果があった…!
  • 運動療法による介入は全体的な認知機能に有意な効果(SMD=0.25)があった…!

どちらも効果があったけど、運動はどの認知機能にも効果的だったのはすごいですね~。



個人的考察

ということでやっぱ運動は脳に良さそうです。



参考文献