問題解決(問題解決技法・問題解決療法・問題解決技能・PST)の効果を調べた研究を見てみよう! その1
詳しくは、
をご覧いただきたいのですが、ざっくりいうと、問題をはっきりさせ、対策を挙げて選び、計画して実際にやってみて振り返りを行うみたいな感じです。頭でごちゃごちゃ考えるよりも書き出して整理して準備し実行すると問題を乗り越えやすくなるんですな。
ただ、今まではその方法のみお伝えしており、効果のところをほとんどみていなかったんですよ。
問題解決技法は精神的・身体的健康問題に役立つのかメタ分析を行ってみた…!
2006年のニューイングランド大学の研究によると、問題解決技法は精神的・身体的健康問題に役立つのかメタ分析を行ってみたそうです。
なんでも研究者曰く、
- 本研究は、あらゆる種類の精神的・身体的健康問題に対する問題解決技法の有効性を調べた初のメタ分析である
とのこと。これは是非見ておきたいですね~。
ということでまず研究者たちは、該当する先行研究をPsycINFOとPubMedで検索してみたそうな。更に関連研究を基に良い研究がないか、自傷行為との関連を調べたメタ分析を基に良い研究がないかなど探してみたらしい。
次に見つかった研究の質をチェック、低いものを除外していったみたい。
最終的に選ばれた研究は31件でして、これらを基にメタ分析を行ってみたそうです。因みに総サンプル数は2,895人ってことでした。
ではメタ分析の結果を見てみましょうか。
- 問題解決技法は治療なしよりも有意に効果があった(d=1.37)
- 問題解決技法は通常の治療法よりも有意に効果があった(d=0.54)
- 問題解決技法はプラセボよりも有意に効果があった(d=0.54)
どうやら問題解決技法は精神的・身体的健康問題に効果がありそうですね~。
ただ気になる結果も出ていまして、
- 問題解決技法は他の正当な治療法よりも有意に効果的ではなかった(d=0.22)
って感じ。
つまり、問題解決技法は効果があるんだけど、他の治療法より特段優れているって訳ではないみたい。
個人的考察
問題解決技法が精神的・身体的健康問題の治療に役立つみたいなんで、自分に合うなら使ってみてもよろしいかと。
