今回は、2015年にペヤム・ヌール大学が発表した、問題解決技法で2型糖尿病患者のうつや不安は減るのか調べた研究を見ています。



問題解決技法で2型糖尿病患者のうつや不安は減るのか…?

2015年のペヤム・ヌール大学の研究によると、問題解決技法で2型糖尿病患者のうつや不安は減るのか調べてみたそうです。
そもそも糖尿病は最もメジャーな健康問題であり、また最も一般的な代謝性疾患であります。そして基本的に一生付き合っていかなければいけない病気なんですな。んでWHOによれば、今後もどんどん増えていくことが予想されているらしい。
そんな糖尿病ですが、実はメンタル問題と深くかかわっているってことが分かっております。詳しくは、


をご覧いただきたいのですが、糖尿病患者さんは長期の治療から、うつや不安リスクが高まるみたいなんですな。では、その対策として問題解決技法は使えないのか…?ってのを調べたのが今回の研究になります。
この研究は、2010年から2011年にかけてイランのカエム シャールっていう場所で治療を受けていた20歳から60歳までの2型糖尿病患者2,801人を対象にしたもので、まずはここからランダムに30人をピックアップしたそうな。そして参加者全員の現在のうつ傾向と不安傾向をチェックしたらしい。
次にこの30人を以下の2グループにランダムに振り分けたみたい。

  1. 問題解決技法グループ:15人
  2. 対照グループ(何もしない):15人

問題解決技法は全8回のセッションだったらしく、最初にグループのメンバー紹介と基本的な定義の確認をしたら、後は各スキルを一つ一つ丁寧に勉強していったそうです。んで最後にスキルの応用も学習してまとめをやって終わりって感じでした。
そして最後にもう一度参加者全員の現在のうつ傾向と不安傾向をチェックし、データを統計処理してまとめてみたそうです。
結果、

  • 問題解決技法は、2型糖尿病患者のうつや不安を軽減するのに非常に効果的であり、実際にうつや不安が減っていた…!

とのこと。
こういったパターンの抑うつ傾向や不安感にも問題解決技法って効くっぽいですね~。



個人的考察

次回は、抑うつや不安感のある2型糖尿病患者の血糖コントロールに問題解決技法が役立つのか調べた研究を見てみます。