長い事オメガ6脂肪酸トランス脂肪酸が多量に含まれる加工食品などをたくさん食べていると胃や腸は荒れ、リーキーガットになるなど腸内環境の悪化の問題が出てきます。
そこで以前に腸を労る食べ物をご紹介したのですが、あまりにひどい場合は更に気を付けなければいけないんですよね。
ということで今回は、リーキーガットがひどい場合に使うと良いフォドマップ(FODMAP)をご紹介しておきます。



フォドマップ(FODMAP)ってなに…?

フォドマップ(FODMAP)モナシュ大学が過敏性腸症候群(IBS)の治療の為に考えた方法で腸にダメージを与える食品を徹底的に排除した食事法になります。また、2010年の研究では、IBSなどの患者さんが低FODMAP食を実践するのは効果的なアプローチと言える、としています。
では、早速避けるべき食材である高FODMAP食品を見ていきましょう…!


避けるべきフルーツ

フルーツで気を付けるべきは、大量の果糖(フルクトース)、ソルビトールになります。
具体的には以下の果物です。



避けるべき野菜

野菜で気を付けるべきは、フルクタンとマンニトールになります。
具体的には以下の野菜です。

  • アーティチョーク
  • ニンニク
  • ネギ
  • タマネギ
  • カリフラワー
  • きのこ
  • エンドウ豆
  • キャベツ
  • 大豆
  • 納豆
  • 豆乳
  • オクラ
  • トマト
  • ゴボウ
  • アスパラ
  • らっきょう
  • サヤマメ
  • チコリ
  • エシャロット
  • アボカド
  • ブロッコリー
  • かいわれ大根
  • セロリ
  • グリンピース
  • マッシュルーム
  • ザワークラウト


避けるべき穀物・シリアル

穀物・シリアルで気を付けるべきは、フルクタンになります。
具体的には以下の穀物・シリアルです。



避けるべき豆類

豆類で気を付けるべきは、ガラクトオリゴ糖(GOS)になります。
具体的には以下の豆類です。

  • インゲン豆
  • エンドウ豆
  • ファラフェル
  • ベイクドビーンズ


避けるべき乳製品・豆乳

乳製品・豆乳で気を付けるべきは、乳糖になります。
具体的には以下の乳製品・豆乳です。

  • ソフトチーズ
  • 牛乳
  • ヨーグルト
  • アイスクリーム
  • 生クリーム
  • バター(但し、乳糖が少ない場合アリ)
  • チーズ(但し、乳糖が少ない場合アリ)
  • アーモンドミルク(但し、乳糖が少ない場合アリ)
  • ライスミルク(但し、乳糖が少ない場合アリ)


避けるべきナッツ・種子類

ナッツ・種子類で気を付けるべきは、ガラクトオリゴ糖(GOS)とフルクタンになります。
具体的には以下のナッツ・種子類です。

  • カシューナッツ
  • ピスタチオ
  • アーモンド
  • ヘーゼルナッツ


避けるべき砂糖・甘味料

砂糖・甘味料で気を付けるべきは、果糖や砂糖に含まれるポリオール(糖アルコール=ソルビトール、キシリトール、エリスリトールなど)になります。
具体的には以下の砂糖・甘味料です。



避けるべき調味料・その他

調味料・その他などで気を付けるべきは、物によって変わりますがニンニクやタマネギベースのものに注意が必要です。
具体的には以下の調味料・その他です。

  • 植物油
  • サラダドレッシング(特にニンニクやタマネギベースのもの)
  • 食品添加物
  • ビール
  • コーヒー



FODMAPで自分の体に合わない食材を見つける方法

まずは、上記に挙げた高FODMAP食材を避けた食生活を2週間〜5週間程続けてみて、胃や腸の状態の変化を観察、その後、一種類ずつ食べていき、自分と相性の悪い食品を見つけていく…!って感じになります。



個人的考察

胃や腸で問題がある方は一度お試しになってもよろしいかと思います。



参考文献