昨日一昨日とシャワー効果について触れていたんで、今回もその流れで、良いアイディアが思いつく場面はこんな時が多いよ…!って話をご紹介しておきます。



良いアイディアの20%が仕事以外のことをしているときや思いついたアイディアと関係ないことをしているときにひらめいていた…!

2019年のカリフォルニア大学サンタバーバラ校の研究によると、良いアイディアがひらめく頻度やタスク中に生まれるアイディアの質の違いについて調べてみたそうです。
この研究は98人のプロの作家と87人の物理学者に協力をお願いしたもので、参加者全員にその日思いついたアイディアの中で最もクリエイティブだったものを毎日記録してもらいつつ、

  • そのアイディアが浮かんだ時に、何を考えていたか…?
  • そのアイディアが浮かんだ時に、何をしていたか…?
  • そのアイディアが浮かんだ時に、ひらめいた…!と感じたか…?
  • 思いついたアイディアの質はどうか…?

なども記録してもらったらしい。
最後に集まった記録データを見比べた結果、

  • アイディアのほとんどは職場で思いついていた。
  • しかし、その日で最もクリエイティブだと思ったアイディアの5分の1は、タスクと関係ないことをしていた時だった…!

とのこと。
良いアイディアの20%が、皿洗いやシャワーを浴びているときなど、仕事以外のことをしているときや、思いついたアイディアと関係ないことをしているときにひらめいていたみたいですね。



個人的考察

今回の研究結果も、昨日の「適度に魅力的な行動」と重なる部分があるのではないでしょうか…?
やはりこの辺がエウレカ発動のキーのようですな。



参考文献