アメリカ皮膚科学会(AAD)から学ぶ、スキンケアの秘密を見てみよう! その28「メイク道具と日焼け止めを捨てるタイミング」
先週の続きです。
今回もアメリカ皮膚科学会(AAD)のサイトに載っているスキンケアの秘密ってのを見ていきます。
アメリカ皮膚科学会(AAD)による「メイク道具と日焼け止めを捨てるタイミング」
今回は、アメリカ皮膚科学会(AAD)による「メイク道具と日焼け止めを捨てるタイミング」を見ていきたいと思います。
ところで皆さんは化粧品や日焼け止めをどれぐらいの頻度で買い替えていますか…?もし使い切るまで買い換えん…!って人は注意すべき事項があるとのこと。
そもそも化粧品は使用期限がなく、最後まで使い続けられそうなイメージですが、実際は時間とともに劣化し、使用すればするほど雑菌が増えていくそうな。そしてAADの皮膚科医曰く、古い化粧品は期待通りの効果を発揮しない可能性があり、肌トラブルの原因にもなり得るそうです。もうちょい詳しく見てみると、皮膚感染症が一番注意すべき事項らしく、細菌やカビに汚染され、眼感染症や、とびひや毛包炎といった一般的な皮膚感染症を引き起こす可能性があるんだとか。
化粧品に使用期限はあるのか…?
化粧品のラベルと見ると、使用期限は記載されていないってパターンは多いかと。ただ、化粧品によっては、9Mのような文字が書かれていることがあるらしく、この数字は開封後何ヶ月使用できるかを示しているんだとか。つまりこの例だと9Mなんで9ヶ月使えるってことですね。
ただ良く分からない場合もあるので、まずは化粧品を捨てるタイミングを知るために、各化粧品を開封した日時を書いておくと良いみたい。その上でAAD作成の一ガイドラインを参考に処分すると良いそうな。
ということでガイドラインを見てみると以下な感じでした。
【3ヶ月で捨てるべき化粧品】
- リキッドアイライナー
- マスカラ
【6ヶ月で捨てるべき化粧品】
- BBクリームチーク
- リキッドアイシャドウ
- リップバーム
- リップクリーム
- リップグロス
- リッププランパー
【6〜9ヶ月で捨てるべき化粧品】
【1年で捨てるべき化粧品】
- パウダーアイシャドウ
【1年で捨てるべき化粧品】
- コンシーラー
- リキッドファンデーション
【2年で捨てるべき化粧品】
- アイブロウパウダー
- リップライナー
- 口紅
【2〜3年で捨てるべき化粧品】
- ペンシルアイライナー(削って使うタイプ)
- パウダー関係
上記に従うことで、肌と目の健康を守ることができるとのこと。
因みにこれよりも長く使うと結膜炎などの目の感染症やニキビなどの吹き出物、お肌の炎症を引き起こす可能性があるそうです。
また、マスカラなどの化粧品の寿命は短いように思えるかもしれませんが、サンクコストバイアスを意識し、潔く捨てることが重要なんだとか。というのも先行研究により、マスカラを3ヶ月使用した後、黄色ブドウ球菌が検出されたそうなんですよね。化粧品が劣化している=捨てるべきサイン
いつ買っていつ使い始めたのか分からん化粧品は、使い終わるまでなんとなく捨てることが出来ない事でしょう。そんな時は、以下の劣化=捨てるサインを確認すると良いとのこと。
- マスカラやアイライナーがダマになり始める。
- 分離が見て取れるようになった。
- 崩れたり、バラバラになってきた。
- 悪臭がする。
- 乾燥してカサカサしている、逆に水っぽくなっている。
- 変色した。
- 肌につけた時の感触が最初と違う。
長く使うための5つの習慣
やっぱ捨てるのはもったいないんで少しでも長く使いたいと思うのが人情。…ってことで、そのコツが5つあるらしいんでバーッと見てみましょう。
- 化粧品は、乾燥した清潔な場所に置きつつ、温度が適温で直射日光が当たらない場所に保管すべし…!
- 化粧をする前に、手と顔を洗うべし…!
- お肌やまつ毛に直接つける化粧品やお肌やまつ毛に直接触れるブラシやスポンジは、絶対他人と共有しないようにすべし…!
- 使用後は必ず蓋をしっかり閉めるべし…!
- 清潔なメイクブラシとスポンジを使用すべし…!
メイクブラシやスポンジはどのくらいの頻度で洗うべきか…?
汚れたブラシやスポンジってのは、ニキビの発生や発疹、皮膚感染症の原因になる可能性がございます。
そこで大事なことは、これらを清潔に保つために洗うこと。まぁ、当たり前ですな。
ではどれぐらいの頻度で洗うと良いのでしょうか…?
この回答についてAADは、
- スポンジは使用後毎回洗うべし…!
とのこと。
因みに手順としては、
- ボウルにぬるま湯をいっぱい入れ、液体洗剤や石鹸を数滴入れる
- スポンジをボウルに入れ、スポンジを15秒間モミモミする
- スポンジをぬるま湯ですすぐ。水が透明になるまですすぐ
- 最後に余分な水分を絞って、清潔なペーパータオルの上にスポンジを置いて自然乾燥させる
って感じ。
また、メイクブラシについては、
- 7~10日ごとに洗うべし…!
ってことで、詳しくは「アメリカ皮膚科学会(AAD)から学ぶ、スキンケアの秘密を見てみよう! その16「メイクブラシのお手入れポイント8つ」」を参考に洗うと良い感じ。
日焼け止めに使用期限はあるのか…?
日焼け止めは何度も登場するお肌のキーアイテム。そんな日焼け止めに使用期限はあるんでしょうか…?
まず結論から申しますと、日焼け止めにも使用期限はあるとのこと。ただ、化粧品よりも長いみたいで、アメリカ食品医薬品局(FDA)は日焼け止めが3年経っても本来の力を維持できよう義務付けているらしい(あくまでアメリカの話ですが)また、使用期限を書いていることもよくあるんだとか。
そして使用期限が過ぎたら潔く捨てた方が良いとのこと。理由はお肌を守る有効成分が分解されてしまい、肌を守ってくれないからってことでした。
また、使用期限切れの日焼け止めは、成分が分解しているため、お肌の炎症やアレルギー反応を引き起こす可能性もあるみたい。更に容器の中でカビや細菌が繁殖し、皮膚感染症を引き起こすリスクもあるんだとか。
それと以下の劣化のサインが出たら捨てた方が良いそうです。
- 変色した。
- 異臭や不快な臭いがする。
- 成分の分離の兆候が見える(例えば、油と固体が層になって分かれている)
- 乾燥して、フレーク状態になっている。
因みに日焼け止めが使用期限前に劣化してしまう理由の一つが「熱」なんだとか。
そのため、直射日光の当たる場所や車内のような高温に放置は劣化が早まるんで止めた方が良いそうです。
個人的考察
お肌を最高の状態に保つためにも、ダメになったメイク道具や日焼け止めは潔く捨てましょう…!ってことでした。
