アメリカ皮膚科学会(AAD)から学ぶ、スキンケアの秘密を見てみよう! その24「夏に気を付けたい12の肌トラブルと予防法」
先週の続きです。
今回もアメリカ皮膚科学会(AAD)のサイトに載っているスキンケアの秘密ってのを見ていきます。
アメリカ皮膚科学会(AAD)による「夏に気を付けたい12の肌トラブルと予防法」
今回は、アメリカ皮膚科学会(AAD)による「夏に気を付けたい12の肌トラブルと予防法」を見ていきたいと思います。
8月も中旬…!夏真っ盛り…!そんな夏は屋外で過ごす時間が増える季節です。但し、夏は同時に肌トラブル、特にかゆみや痛みを伴う発疹が出来やすい季節でもあるんですな。
そこで今回は、夏の肌トラブルを予防する方法を見ていきます。
1. ニキビに気を付けるべし…!
夏は汗をかきやすく、その汗が細菌や皮脂と混ざり毛穴を詰まらせる原因になるんだとか。結果、ニキビが出来てしまう可能性があるとのこと。特にニキビができやすい肌質の人は注意が必要ってことでした。対策としては、
- 汗をかいたら、清潔なタオルや布で押さえるようにふき取る
- 汗をかいた服や帽子、ヘアバンドやタオルは洗ってから再度使う
- 顔、首、背中、胸にノンコメドジェニック商品、オイルフリー商品、毛穴を詰まらせないと書かれた商品を塗る
と良いそうです。
2. 乾燥による炎症に気を付けるべし…!
夏はジメジメしているんで乾燥とは無縁な気がします。んがしかし、高温多湿でも乾燥による炎症は起こるとのこと。
その主な原因は、日光浴、プール、エアコンらしく、これらは、お肌が乾燥させ、炎症を起こし、肌トラブルを呼ぶそうです。
対策としては、
- プールから上がったら、すぐにシャワーを浴びる。その際、清潔な水と水泳用の刺激の少ないボディソープやシャンプーで洗う
- 外出前に日焼け止めを塗る。今まで何度も触れてきたとおり、SPF30以上、広範囲、耐水性のあるものを使う
- 肌を洗う際は、刺激の少ない物を使う。抗菌や消臭の物は完成させる可能性があるので注意する
- シャワーやお風呂の温度はぬるくする。熱すぎは厳禁
- シャワーやお風呂の後には、無香料の保湿剤・保湿クリームをたっぷり塗る。シャワーやお風呂に入ってから5分以内に塗る
- 保湿剤・保湿クリームを持ち歩く。手を洗った時や肌が乾燥していると感じたときにすぐ塗る
- エアコンが効いた部屋は乾燥している場合が多いので、温度や湿度を上げるか、保湿剤・保湿クリームを塗る
と良いそうです。
3. 毛包炎・毛嚢炎(赤や黄色のプツプツ)に気を付けるべし…!
毛包炎・毛嚢炎は、毛穴の奥の毛根を包む部分に細菌が感染して起こる炎症でして、赤や黄色のプツプツができます。こいつがかゆみや痛みを起こすんですな。
対策としては、
- 汗をかいた時、運動後は、素早くシャワーを浴び、着替える
- コンプレッションウェアや加圧シャツのような密着する服はなるべく着ない。着る場合は着用後、すぐに脱いでシャワーを浴びる
- 温水プールやジャグジーは、毛包炎になる人が非常に多いのでなるべく避ける
- 暑くて湿気が多い日は、軽くてゆったりとした服を着る
と良いそうです。
4. マニキュアやペディキュアによる感染症に気を付けるべし…!
マニキュアやペディキュアは爪を美しく見せてくれる一方、感染症の原因となる細菌にさらされるリスクを高めるんだとか。但し、いくつかの予防策を講じることで感染症を回避できる可能性が増えるとのこと。
対策としては、
対策としては、
- マニキュアやペディキュアはできるだけしない
- 爪を保湿するために保湿剤・保湿クリームを塗る
- ちゃんとしたネイルサロン(特に消毒部分)で行う
- 爪トラブルを隠すために付け爪をしない
と良いそうです。
5. 肝斑(かんぱん)に気を付けるべし…!
そして皆さんご存知の通り、日光に当たると顔のシミが出来やすく、目立つようになるんですよ。
対策としては、
と良いそうです。
- 兎に角日焼け止めを塗る
- 日焼け防止効果のある服や帽子、サングラスを身に着ける
- 日陰に入る
と良いそうです。
6. ウルシなどの植物に気を付けるべし…!
夏は早しや森に出かけるシーンが多くなります。キャンプとかですね。
そういった時に注意しなければいけないのがウルシなどの植物。ご存知の通り、こういった植物に直接肌が触れると激しい痒みに襲われるんですな。
対策としては、
- ウルシなどかぶれる植物を覚えておき、触らない
- 長袖や手袋などをしておき、偶然触れてしまうリスクを減らす
と良いそうです。
7. 汗疹(あせも)に気を付けるべし…!
汗疹は汗腺が詰まることによっておきます。具体的には、汗が外に出ない→皮膚の下に溜まる→発疹やプツプツが出来て痒くなる→プツプツをつぶすとチクチクし出すって感じ。
つまり、大量の汗を抑える、溜まるのを防ぐことで、あせもリスクを減らせるんですな。
対策としては、
- 綿素材の軽くてゆったりとした服を着る
- 屋外で運動をする場合は涼しい時間帯に行う。屋内で運動をする場合はエアコンの効いた場所で行う
- 涼しさを保てるよう、エアコンを使う、扇風機を使う、冷たいシャワーを浴びる
と良いそうです。
8. 海水浴ではクラゲや水質に気を付けるべし…!
海水浴に行く人は、クラゲやイソギンチャクにも注意が必要とのこと。これらに触れると発疹が出来る場合があるんだとか。併せて水質にも注意が必要とのこと。
対策としては、
- クラゲやイソギンチャクに触れない
- 海水浴場で遊んだ後、痒みを伴う発疹が出たという人の話がないか調べる
と良いそうです。
9. 日光アレルギーに気を付けるべし…!
日光に当たると日光湿疹やじんましんなどが起きる方がいます。
これらは日光アレルギーと言われ、赤くなったり、強い痒いのある発疹が出来たり、水ぶくれができたりします。
対策としては、
- 日光に当たらないようにする。上記にも書いた通り、SPF30以上・広範囲・耐水性の日焼け止めを塗る、UVカットの服や帽子を身に着ける、日陰を探す
- 服薬している薬を確認したり、医師に確認する
- 日光アレルギー反応を引き起こすやすい、ケトプロフェン、テトラサイクリン、ドキシサイクリン、ミノサイクリンなどの抗生物質に注意する
と良いそうです。
10. 日焼けに気を付けるべし…!
日焼けは肌の痛みだけでなく、シミや皮膚がんリスクを高めます。そのため、できるだけ防ぐことがポイントとのこと。
対策としては、
- 日光に当たらないようにする。上記にも書いた通り、SPF30以上・広範囲・耐水性の日焼け止めを塗る、UVカットの服や帽子(つばの広い帽子、女優帽が特に良い)を身に着ける、長袖・長ズボンを履く、サングラスをかける、日傘をさす、日陰を探す
と良いそうです。
11. 外耳炎や中耳炎に気を付けるべし…!
泳ぐ機会が多くなった時に注意すべきなのが外耳炎や中耳炎。ご存知の通り、耳の穴に水が入って起きるんですな。
対策としては、
- 耳に水が入ったら乾燥させる
- 水泳中は耳栓を使う
- 綿棒で耳掃除をしない。特に綿棒で耳垢や汚れを耳の奥深くに押し込まない
と良いそうです。
12.スイマーズイッチ(セルカリア皮膚炎)に気を付けるべし…!
スイマーズイッチ(セルカリア皮膚炎)は、池や湖、海なんかで水遊びや泳いだ後に出る赤いプツプツ(じんましん)や痒みのこと。原因は、水中にいるプランクトン(カニやエビなどの幼生)のトゲによる接触や寄生虫の幼虫が皮膚に付着となっております。ただ、通常は数日から1週間ほどで自然に治るのでご安心を。因みに子どもに起きやすく、その原因は、浅瀬にいることが多い、浅瀬は水温が高めだかららしい。
対策としては、
- 汚染された水には入らない
- 水に入ってはダメといった看板や標識があったら入らない
- 水に入った後に痒みを伴う発疹が出たという人がいないか調べる
- 水から上がったら、タオルで肌を素早く擦る(寄生虫は肌の水分が蒸発し始めたときに潜り込むため)
と良いそうです。
個人的考察
基本的に夏の肌トラブルで深刻になるケースは稀とのこと。ほとんどの場合、数日から数週間で治るってことでした。
そのため、もし、数週間経ってもプツプツや痒みが治まらない、どんどん悪化しているって時は、皮膚科を受診するタイミングにあるそうです。
