当ブログではたまにお肌のケアについての記事を書いております。
具体的には、

って感じです。
なぜ、こんなに肌のことばっか書いているかと言いますと、私自身が長年肌に悩んでいるから。対策をとることによって大分マシになりましたが、肌がめっちゃ弱いんですな。それでアレコレしても駄目で、皮膚科も役に立たず、結局自分で調べた方がマシだ…!となり、研究をチェックしまくって実践していたら大分マシになって、その信頼できる研究情報を記事にしているわけですよ。
そして面白いことに、お肌の研究紹介記事は結構閲覧数が多く人気のジャンルなんですな(笑)
ということで、まだ紹介していないお肌のケア情報、例えば、保湿、しわ対策、日焼け対策なんかがありますんで、これから毎週金曜日に紹介していこうかと。



顔のしわについて8年間追跡調査をしてみた…!

2010年のP&G(プロクター・アンド・ギャンブル)社縦断研究によると、顔にしわが刻まれる進行過程について調べてみたそうです。日本でもおなじみのピーアンドジーが行った研究ですな。
そもそも太陽光(紫外線)を浴びるとお肌にダメージが日々蓄積し、それが顔のしわの進行に影響を与えます。但し、顔のしわの変化について長期の研究ってのがあんまりなかったんで今回調べてみることにしたらしい。更に顔のしわの進行速度が速い人と遅い人の違いは何かも見てみたそうな。
この研究は、10歳から72歳までという幅広い年齢の女性122人を対象にしたもので、まずは全員のスタート時の肌のタイプや状況をチェックしたそうな。その後8年間追跡調査を行ったみたい。
因みにチェックした項目は、笑顔ありやなしのしわの状況、顔のしわの重症度、肌の色、水分量、皮脂、pH、日々の過ごし方なんかです。
それでは気にな~る、8年で見えた顔のしわの調査結果を見てみますか…。

  • 8年後に無表情で顔にしわがあった場所は、スタート時に笑顔の表情でついていた、しわの場所から予測可能だった…!
  • 乾燥した肌、アルカリ性の角質層、より明るい顔色、40代、更年期障害は、顔のしわの進行スピードと関係があった…!
  • 28才の時点で保湿をしていなかった女性は36才になるとしわが52%も増えていた…!
  • 28才の時点で保湿をちゃんとしていた女性は36才になるとしわが22%しか増えていなかった…!

いや~将来顔のしわがつく場所が笑顔から見える…!ってのはすごいですね。
また、しわの進行スピードと関係ある要素も見つかったのも大きいかと。ただ、そのほとんどは対策が難しい物が多いですよね。40代とか更年期障害とか。
そんな中で一番の対策が出来そうなのは乾燥した肌を避ける、つまり「保湿」でしょう。実際、20代後半からちゃんと保湿を意識するだけで、8年後のしわが2.5倍弱も減らせたのは大きいかと。



個人的考察

もちろん、どの年齢から保湿を行っても遅いってことはなく、今日からでも保湿は意識していきたいところです。



参考文献