本日は複数の歩数計アプリを使って運動効果があるのか調べた研究を見てみましょう。



歩数計アプリを使うと子どもは学校外でも体を動かすようになるのか…?

2023年のカトリカサンアントニオデムルシア大学RCTによると、歩数計アプリを使うと子どもは学校外でも体を動かすようになるのか調べてみたそうです。
この研究は12~16歳(平均年齢13.96±1.21歳)の子ども達400人(男性210人、女性190人)を対象にしたもので、全員を以下の2グループにランダムに振り分けたそうな。

  1. 歩数計アプリグループ:240人
  2. コントロールグループ:160人(いつも通り過ごしてもらう)

更に歩数計アプリグループは以下の4グループにランダムに振り分けられたとのこと。

  1. Strava:74人
  2. ポケモンGO:59人
  3. Pacer:60人
  4. MapMyWalk:47人

一つのアプリじゃないってのは面白いですね~。
歩数計アプリグループは、最低週3回使ってもらったそうで、第1週目は1日7,000歩を目標にしつつ、その後、徐々に歩数を増やしていき、第10週目には1日12,500歩を目標にしたとのこと。また10週間の実験期間中に2回、運動量なんかを測定したみたい。
実験終了後、歩数計アプリグループの人たちはその歩数量に応じて4グループに分けたそうです。

  1. 歩数量0~25%:129人
  2. 歩数量25~50%:39人
  3. 歩数量50~75%:33人
  4. 歩数量75~100%:39人

これで運動量によっての効果も見れるわけですな。細かいですね~。
それでは結果を見てみますかー。

  • 歩数計アプリグループは歩数量グループに関係なく、身体活動レベルが増加していた…!
  • コントロールグループは身体活動レベルが変わらなかった。
  • 歩数量75~100%の人たちは、脂肪量と皮下脂肪が有意に減少していた…!
  • 歩数計アプリグループは歩数量のグループに関係なく、筋肉量の増加、ウエストの減少、VO2max(体力)の改善も見られた…!
  • 一部の歩数量グループは、筋力が増加していた…!
  • 上記の効果に男女差はなかった…!

いや~やっぱアプリを使った運動って良いんですねー。
しかも子どもにも効果があるってのはすごいですな。
因みに研究者も、子どもの太りすぎや肥満を防ぐためにアプリが使える可能性があるよねーとおっしゃっておりました。



個人的考察

今回研究で使われたアプリはいずれも日本語版があるんで、気になる方はリンク先からインストールしてみるとよろしいかと思います。



参考文献