アンブレラレビューを見てみよう!」シリーズその46です。
今回は、全粒穀物のアンブレラレビューを見てみましょう。



全粒穀物と健康リスクについてアンブレラレビューを行ってみた…!

2020年のIRCCSなどの研究によると、全粒穀物と健康リスクについてアンブレラレビューを行ってみたそうです。
全粒穀物には豊富な食物繊維やビタミン、ミネラル、抗酸化作用が含まれておりまして、これらが多くの健康上のメリットをもらたすと先行研究で出ておりました。んがしかし、そのエビデンスレベルがどの程度の物なのかはイマイチ分かっていなかったみたい。そこで今回チェックしてみることにしたんだとか。
まず研究者たちは、2017年1月までに発表された該当する観察研究の系統的レビューとメタ分析をMedlineとEmbaseというデータベースを使って検索してみたそうです。すると407件の研究がヒットしたんだとか。次にこれらの研究を精査し、質の高い物を選んで行ったみたいで、最終的にピックアップされた研究は23件ってことでした。
それでは結果を見てみますかー。

【説得力のあるエビデンス】
  • 2型糖尿病リスクの低下…!
  • 大腸がんリスクの低下…!

【非常に可能性のあるエビデンス】
  • なし。

【可能性のあるエビデンス】
  • 結腸がんリスクの低下…!
  • 冠状動脈性心疾患による死亡率の低下…!
  • 心血管疾患による死亡率の低下…!
  • 前立腺がんリスクの増加…!

上記以外は、限定的なエビデンス・低いエビデンス・エビデンスなしって感じだったみたい。とりあえず全粒穀物の摂取量と2型糖尿病リスク・大腸がんリスクは逆相関にある…!ってのはかなり信頼して良さげですね。



個人的考察

前立腺がんリスクは増加という悲しい結果だったものの、基本的には全粒穀物は健康に良さげ。
なんで、好きな方は食べて行ってよろしいかと思います。



参考文献