さて、お肌のケア(保湿・しわ対策・日焼け)について真剣に考えていきましょうか その2「保湿がしわ対策になる理由」
先週から始まったこのシリーズですが、毎週金曜日にお肌のケアの研究をご紹介していきます。
初回は顔のしわについて8年間の追跡調査を行った研究を見てみました。その結果、保湿が重要だと分かりました。でもなんで保湿をすると、しわになりづらいのか…?っていうことについてはこの研究では謎でした。
保湿剤(油・クリーム)は皮膚から外に逃げようとする水分を留まらせる…!
2003年のACO Hud AB社の研究によると、保湿剤の役割についてレビューしてみたそうです。
そもそも乾燥肌の嫌~な負のサイクルを断ち切り、滑らかなお肌をゲットするには「保湿剤」が欠かせません。そして保湿をすると以下のことが皮膚で起こるそうな。
- 皮膚に保湿剤(油・クリーム)を塗る。
- 皮膚から外に逃げようとする水分が表面に留まる。
- 逃げなかった水分が皮膚に吸収される…!
つまり、保湿剤(油・クリーム)でバリアを作ることによって水分の蒸発を防ぎ、逃げられないから、肌がみずみずしくなり、しわができにくいってことですな。
但し保湿剤には注意点もございまして、というのも乳化剤や防腐剤なんかが入っていることが多いんですよ。実は近年、防腐剤とかがこれまで考えられていたよりもずっと皮膚に影響を与える可能性が分かったんですな。そして皮膚の状態を悪化させたり、皮膚のバリア機能を弱めたりする可能性もあると。うわー。
個人的考察
ということで、保湿剤で水分の脱獄を阻止するのが理由でした。