今回からシリーズ企画として「障がい者支援について考える」というのを書いていきます。



なぜ書こうと思ったのか…?経緯について

まず、当事業所では月1社内研修というものを導入していまして、直近ですと7月に第10回目を行いました。実は最近この制度を他の事業所でも導入したいとなりまして、私が企画し他の事業所に行って研修を行うことになったのです。

それで、何をしようかと考えていたのですが、まずは基礎的な制度や支援方法、障がいについてなどをやった方が良い感じだったので、それらを別事業所で月1社内研修として行っていくことにしました。

それでせっかくだから、その内容も備忘録としてブログに残そうと思ったわけです。が、そこで問題なのがタイトル。「月1社内研修」という名前だとタイトルが重複し、ごっちゃになって分かりづらいんですよね。それでタイトルを変えようと思いました。
結果、良いタイトルが思いつかなかったので(笑)ブログのサブタイトルである「障がい者支援について考える」というのを使うことにしました。

ということで、「障がい者支援について考える」シリーズでは別事業所で行っている月1社内研修内容をご報告します。おそらく障がい者支援の基本的な制度や支援方法を書くのがメインになると思います。
基礎知識はあまり書いていなかったので知りたい方は是非ご覧ください。



障がい者支援について考える その1

今回は自分たちの事業所の強みについて考えるということをしました。
自分の強みについては過去に書いた通りですが、これは個人だけでなく事業所という単位でも言えるのではないかと思います。自分の事業所の強みについて改めてしっかり考えたことがある人って意外と少ないのではないでしょうか…?
また、すぐにこれだ…!って言える人も少ない印象です。
ですが、強みを知らないと利用者や家族、見学者、体験者、他機関の方などにアピールや説明などが上手く言えません。また、事業所の利用を考えている方や、実際利用している方に対して、具体的な良いイメージをもてるように話せるかはとても重要です。
となれば、自分の事業所の強みを知っておくことは重要なポイントと言えましょう。いつ聞かれてもすぐ答えられるようになるのは聞いてきた方はもちろん、答える側もその強みを意識し伸ばしていこうとしますからね~。

今回の事業所は就労継続支援B型のサービスだったので、ここに特化した強みを2つ、更にその事業所独自の強みを1つの計3つを挙げて各強みについて具体的に掘り下げ説明しました。事業所独自の強みについては説明がなかなか難しいので省きますが就労継続支援B型に特化した強み2つはご紹介できますので下記に記しておきます。

  1. 「楽しさから仕事へ」を長期的に実現・訓練・支援が行える。
  2. 「就労継続支援B型」のみの事業所として、受け皿を広く、焦らずにすむ環境であること。

の2つです。
では一つずつみていきます。


「楽しさから仕事へ」を長期的に実現・訓練・支援が行える。

就労継続支援B型を利用する方は一般就労が難しい方が基本になります。例えば、養護学校などの卒業生や精神障がいなどで入院・退院して利用する方、ひきこもりだった方など多岐にわたります。そして、一般就労経験がない・一般就労が辛くトラウマになっている人も意外と多いです。
そのため、まずは仕事は「楽しい」ということに支援の比重を置きます。そこからだんだんと意識を「楽しい事ばかりでなく大変なこともあるけどやりがいがある」といった形のように「仕事へ」移行していきます
グラフにすると最初は「楽しさ」が高く、「仕事へ」は低い状態で徐々に「楽しさ」は低くなり、「仕事へ」が高くなる感じです(反比例したグラフになります)
その事業所も当事業所同様、事業所のコンセプトを「楽しさから仕事へ」というシンプルルールにしていました。就労移行支援のように原則2年という期間の定めもないためこの「楽しさから仕事へ」をゆっくりと支援していけるのが強みの一つだと考えられます。


「就労継続支援B型」のみの事業所として、受け皿を広く、焦らずにすむ環境であること。

上記と被る部分もあるのですが、当事業所のように就労移行支援と就労継続支援B型のサービスの2つを行っている多機能型事業所だと、どうしても一般就労を目指している方とまだそこまでの方で温度差があります。これはメリット・デメリットの両方があり、例えばメリットだと、自分も一般就労を目指してみたい…!っていうモチベーションアップが主なところです。内定をもらい一般企業で働くことになるというのを目の前で見られますからね~。一方で、デメリットとしては、それがプレッシャーになること。自己否定に入ったり、焦って就職をしようとしたりする方も出てしまうんですよね~。
その点、就労継続支援B型のみの事業所はそういったプレッシャーがなく、また、就職が次のステップアップとなるため受け皿を広くとれます。利用したい方もハードルが下がるので利用に一歩踏み出しやすいなんて利点もあったり。
新しい環境に挑戦するのは私も含め皆構えてしまうと思いますが、精神障がいの方や不安症傾向にある方なんか特に構えて反芻思考なんか起こることもあるんでその辺のプレッシャーが少しでも少なく安心していられる、自分の居場所になる環境というのは強みになるかと思います。



個人的考察

ということで今回は、自分の事業所の強みについて知ろう…!って内容をやりました。
次回からは全体の流れと就労支援の役割や責任感ややりがい、利用開始までの流れなどやっていけたらと考えています。