ゲーム化・ゲーミフィケーションを学ぶ!シリーズの続きです。
これまで、


って感じで10回ほど記事にしてみてきました。
その結果を一言でまとめると、

  • ゲーム化・ゲーミフィケーションは、健康管理から勉強に仕事、運動と幅広く使えるぞ…!

ってことです。
そんで今回から新たにクリエイティブ性についてはどうなのかについて調べた研究を見ていきます。



ゲーミフィケーション+アイディア法でクリエイティブ性・コラボレーションスキル・コミュニケーションスキルがアップする…!

2023年の国立高雄科技大学の研究によると、ゲーミフィケーションでクリエイティブ性などがアップするのか調べてみたそうです。
そもそも最近の学生教育ではクリエイティブ性を育てるのが大事だ…!ってのが強調されつつあります。またクリエイティブ性は21世紀における重要な能力の1つと考えられておりまして、上手くアップする方法を日々探している状態なんですな。

  • ゲーミフィケーションは、クリエイティブ性をアップするための効果的な教育方法かも…!

って話があるんですよ。

  • 喜びと楽しさを感じられるゲーミフィケーションを使うと、学生のクリエイティブ性が高まった…!

って結果が出たみたいですし…。
更に2019年のラッペーンランタ・ラハティ工科大学の研究によると、ゲーミフィケーションで個人やグループのクリエイティブ性を促進できる…!って結果が出ていたり、2021年のシラパコーン大学の研究では、ゲーミフィケーションが学生のクリエイティブな問題解決スキルをアップさせた…!となっているんですな。こんなに良い結果が出ていると期待しちゃいますよね。
しかし、これまでの研究には弱点があって、というのもクリエイティブ性をアップすることを目的とした研究ってそのほとんどが一つのクリエイティブ性をアップする為の方法しか試していないんです。そのため、いろんなクリエイティブ性をアップする為の方法が及ぼす影響ってのはよく分からないんですな。また、ゲーミフィケーションを使い複数の方法を用いた場合、クリエイティブ性やコラボレーション、コミュニケーション(これらも4C)といったスキルに及ぼす影響はどうなのかも不明なんだとか。
そこで今回研究者は、6つのアイディア法+ゲーミフィケーションで学生のクリエイティブ性、コラボレーション、コミュニケーションスキルがどのような影響を受けるのか、階層分析法(AHP)を用いて調べてみたそうです。



個人的考察

ということで今回はここまで。





参考文献

最後にまとめて掲載します。
気になる方は各リンクからどうぞ。