【加筆内容】食事のカロリー密度を変えると痩せるのか?
カロリー密度とは、1gあたりに含まれるカロリー量のことを言いまして、基本的に高い物を人は好む傾向にあります。
カロリー密度が低いと痩せる…!
2016年のイスファハン大学の研究によると、カロリー密度と肥満の関係について観察研究の系統的レビュー・メタ分析を行ってみたそうです。そもそも先行研究により、カロリー密度は肥満と関係ありそうと出ているものの、系統的レビューやメタ分析は行われていなかったそうな。そこで今回行ってみることにしたらしい。
まず研究者たちは、2015年1月までに発表された該当研究をScienceDirect、ProQuest、MEDLINE、Google Scholarで検索してみたそうな。
すると5,876件の研究がヒットしたんだとか。次にこの中から基準を満たすもの、そうでないものを精査していったそうで、最終的に37件の研究を選べたとのこと。またこの37件のうちの23件の研究を用いてメタ分析を行ったそうです。
すると5,876件の研究がヒットしたんだとか。次にこの中から基準を満たすもの、そうでないものを精査していったそうで、最終的に37件の研究を選べたとのこと。またこの37件のうちの23件の研究を用いてメタ分析を行ったそうです。
その結果、カロリー密度が高い食事をしている人たちは、低い食事をしている人たちに比べて、
- 2.26kgも体重が増加していた…!
- 男性の場合、BMIが0.50も増加していた…!
- 女性の場合、BMIが0.85も増加していた…!
- 余分な脂肪がつくリスクが27%(OR1.27)も高かった…!
とのこと。
これらはいずれも有意差があったそうなんでやはりカロリー密度の高さは肥満と関係があるみたいですねー。
因みに、カロリー密度とBMIの上昇(OR1.13)とカロリー密度とウエストの脂肪(OR1.17)については、関係ありそうな感じがあったものの有意差まではなかったみたい。