障害福祉の最近の動向・今後の展望を知りたい?だったらこの2つのサイトを押さえておこう!って話
最近も障害福祉の新情報がどんどん出ている今日この頃…。
私も時間がある時になんとな~くチェックしていたりします。気になったものは、たまにX(旧twitter)でポストなんかもしてますしね。
んで、この前聞かれたのが、そういう情報ってどうやって仕入れているの…?ってこと。確かにこれについて触れたことがなかったな~と思いまして…。
障害福祉の最近の動向・今後の展望を知りたい…?だったらこの2つのサイトを押さえておこう…!って話
では早速見ていきますかー。
まず主だった新情報は厚生労働省のサイトから発表されております(財務省などからも気になることが出る時はあるけど今回は割愛)。まぁ、当たり前っちゃ当たり前ですよね。
ただ、厚生労働省のどこを見りゃいいんだ…!って感じになるんですよ。そこで見ておくと良いサイトが2つあります。
1. 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム
一つ目は「障害福祉サービス等報酬改定検討チーム」のサイトです。障害福祉の報酬改定は3年に一度行われますが、それについて話し合った情報が載っているのがこのサイトになります。因みにざっくりいうと報酬改定検討チームは、以下のサイクルで動いております。- 1年目:報酬改定した後の反応をチェック。変化もチェック。持ち越ししている内容を検討したり、次に手を付けていくところも検討していく。
- 2年目:引き続き変化をチェックしつつ、持ち越し内容・手を付けていく内容をカテゴリーごとに検討していく。
- 3年目:更にカテゴリーごとに検討していき、報酬改定に向けて大枠を完成させつつ、微調整。大体2月初めに報酬改定案が完成(実際はほぼ完成)。その後、正式発表。
- 4年目:1年目に戻る。
例えば、令和6年度の報酬改定以降だと、A型はどうかな~とか、今度はグループホームのルールを厳しくするか~とか、就労選択支援ってその後どう…?とかが話し合われ、載っております。
そして上記に書いた「障害福祉サービス等報酬改定検討チーム」のサイトから、「資料」ってところをクリック又はタップすると、それぞれの会議の詳しい資料が出てきます。特に見出し「資料」内の資料1、資料2…ってやつは目を通しておくと良さげです。「参考資料」は見たことある物やまぁ、時間があれば~ぐらいでオマケですかね…。
2. 社会保障審議会(障害者部会)
二つ目は「社会保障審議会(障害者部会)」のサイトです。こちらでは、障害福祉を今度どういった方向に持っていこうかってのが話し合われております。最近(2025年11月10日時点)だと障害福祉計画の見直しとかやっていますね。もうちょい言うと、統計データから、事業所数や利用者数、事業所の透明性、地域差、費用(各サービスにどれだけ金がかかっているか)なんかをその都度見ていき、より良くして行こうと話し合っているみたいです。報酬改定以外で厚生労働省からくる「こう決まったから今後よろしく…!」的な通知はここで話し合っている物が多く、そのことからもこのサイトを見ておけば事前情報を仕入れられるんですな。
因みにこちらも上記同様、「資料」ってところをクリック又はタップすると、それぞれの会議の詳しい資料が出てきます。
また同じく、見出し「資料」内の資料1、資料2…ってやつは目を通しておくと良さげとなっております。「議事次第」や「参考資料」はまぁ、時間があれば~ぐらいなのも同じですね。
個人的考察
ということで、この2つさえ見ておけば良いんじゃないかな~と思います。但し細かく言うとまだまだ話はありまして、例えば令和6年度の報酬改定は、
- 令和6年2月6日に第45回「障害福祉サービス等報酬改定検討チーム」で令和6年度障害福祉サービス等報酬改定の概要(案)が発表された
- その後、令和6年2月6日付けで、第00回と回数をつけずに「令和6年度障害福祉サービス等報酬改定の概要」が発表された
- 更にその後、「令和6年度障害福祉サービス等報酬改定について」という特設ページが出来た。ここにはQ&Aなんかのリンクがある一方で、何故か上記のサイトにある「障害福祉サービス費等の報酬算定構造」のリンクがないという問題もある
と、ちゃんと追っていかないと取りこぼしが起きる可能性もあったりします(まぁ、そんなに支障はないかもだけど)
また、上記の「令和6年度障害福祉サービス等報酬改定について」のようにある程度話し合ったら、まとめサイト的な特設ページが出来ることも結構ありまして、例えば、
なんかがそうですね。
ここを見とけば就労選択支援については良いよ…!って感じとなっております。
以上、障害福祉の最近の動向・今後の展望を知りたい?だったらこの2つのサイトを押さえておこう!って話でした。
最後に、こんなにたくさん読めん…!って方は以下の記事を見ると、少しは手助けになるかもしれません。
