【加筆内容】食物繊維で主要な病気の死亡率が下がるよ~って研究を見ておきます
食物繊維の摂取と全死亡率、心血管疾患による死亡率、がんによる死亡率の関係について観察研究の系統的レビューとメタ分析を行ってみた…!
2014年の中国人民解放軍総医院の研究によると、食物繊維の摂取と全死亡率、心血管疾患による死亡率、がんによる死亡率の関係について観察研究の系統的レビューとメタ分析を行ってみたそうです。
まず研究者たちは、2014年8月までに発表された該当する観察研究をMEDLINEとWeb of Scienceで検索してみたそうな。次に検索にヒットした研究を基準に従い精査していったらしい。
最終的に選ばれた観察研究は67件でして、総サンプル数は180万人にも上ったんだとか。それでは結果を見てみましょう。
食物繊維の摂取量が最も多い人は、最も少ない人と比べて、
- 全死亡率が23%(HR0.77)低かった…!
- 心血管疾患(CVD)による死亡率が23%(HR0.77)低かった…!
- がんによる死亡率が17%(HR0.83)低かった…!
とのこと。
更に、食物繊維の摂取量が1日10g増えるごとに、
- 全死亡率が11%(HR0.89)低くなると推定された…!
- 冠状動脈性心疾患(CHD)による死亡率が20%(HR0.80)低くなると推定された…!
- 虚血性心疾患(IHD)による死亡率が34%(HR0.66)低くなると推定された…!
- がんによる死亡率が9%(HR0.91)低くなると推定された…!
とのこと。
